さて本日7月11日は 『角打ちの日』
Crisisでなかなか行けませんが 本日は角打ちについて かく語りき
酒販店の片隅でさっとお酒をいただく角打ち そこには歴史と流儀がある
角打ち もともと関西では使わない言葉 関西では 立ってお酒を飲むのは
全て 立ち飲み 実に単純明快 では 角打ちはどこからきた言葉なのか
一つの説として考えられるのは 北九州の方言であるという事
北九州では 八幡製鉄所や門司港周辺の労働者や 沖仲仕(懐!!!)などが
仕事帰りに酒屋に立ち寄ったことが 角打ちの始まりといわれる
他方 ミナトマチでは 港の発展とともに大きくなった港湾や造船所などで
多くの労働者が 朝昼晩の三交代制で仕事をしていた
こんな方々のニーズを背景に 大企業の工場周りの下町に立ち飲み屋ができた
時には地域の酒屋が その役割を果たすことも多かったそう是
酒販店の片隅で飲む スタイルは同じでも 背景は地域の事情によって変わる
角打ちの別称で 東北のもっきり 島根県東部のたちきゅう などがある
角打ちで使われる合言葉のようなものもある 例えば 店が混み合った時など
『ちょっとダークにして』と言われることがある かなり老舗の場合です
ダークとは 肩を斜めにしてカウンターに並ぶこと
こうすると真正面を向いて立つより多くの人が カウンターを使えるようになる
昔 ダークダックスってコーラスグループがいて 彼らの斜め立ちから来ている
また 足台も 角打ちを訪れないと にゃかにゃか わからにゃい物品の一つ
金属製の足を置く台 立って飲んでいると 何故かどちらかの足を上げたくなる
角打ちを楽しむ作法は キャンタン 人さまに迷惑をかけない事(常識ですね)
角打ちには一人で来られる方がほとんどなので 多くても二人三人で行くのが良い
そして その場の出会いや会話を 大切にするのがポイント
しかし WuhanFavorCrisis以前に 角打ちをめぐる環境は激変している 原因は
経営者の高齢化 後継ぎ不足 コンビニの台頭 再開発による下町の消滅など
角打ちの魅力は 肩肘張らず地元の見ず知らずの話好きと一緒にお酒が楽しめる
この角打ちの風情を これからも味わい続けるために大切なこと それは
角打ちに足を運ぶことである レッツゴーカクウチライフフォーエバー
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