
*8月の旭岳*
大雪山旭岳(2291m)
私が山を散策したのは、これがはじめてのことです。
家族に「行くかぁ~!」と言われて、即OK!
リウマチ君は大丈夫かな?と頭をよぎりましたけど
そこは準備万端
モーラステープ(湿布薬)と痛み止めを持って行ってきました。
8月末には見事なまでの紅葉が始まり、
一気に冬が来る旭岳です。

麓からロープウェイに乗り、終点の姿見平駅から約一時間半掛けての散策です。
二年前の7月、大雪山トムラウシ山で
登山者9名が低体温で遭難すると言う事故がありました。
それを教訓に、
8月だと言うのに、私は冬スタイルでガッチリ身構えて行きました。
散策前に、係員にルートを説明され、地図を持っての出発です。

「すり鉢池」に高山植物の白いお花のチングルマの群生です。
これは、綿毛になったチングルマ
ふんわりと・・・ 010 posted by (C)saeko

散策路を挟んで、「すり鉢池」の反対側には「鏡池」
両方合わせて、「夫婦池」とよばれているそうです。

少し進むと、旭岳が写り込む「姿見の池」があり
ところどころ残雪が見られました。
写真はありませんが、「満月沼」もあって、旭岳には4つの池があるのです。
それぞれ、活動を停止した火口に水が貯まり
出来た池だそうですよ。
上を目指す道の両側には、背の低い高山植物の群生が見事で
覚えてるだけでも
「エゾノツガザクラ」「アオノツガザクラ」「ミヤマリンドウ」など
一眼レフにマクロを、そしてコンデジでアタックした今回でしたが
マクロ撮りの高山植物の写真が、ハードデスクから消えてました(>_<)
探し出せず、非常に残念です!

目指すは、遠くに見える展望台まで ゆっくりゆっくりと向かいます。

石がごろごろ転がってる道や大きな岩の坂道を
展望台に向かって、よいしょ、よいしょと登って行くと

そこには「愛の鐘(大雪愛の鐘)」がありました。
1962年12月末に山岳部員10名が遭難し死亡。
この事件をきっかけとして、翌年に遭難者の慰霊と登山者の安全を願い創設されました。
今では、姿見展望台の象徴として、守り神として、登山客を見守っています。
私たちも、力一杯 安全を願い鐘を鳴らして来ました。
さて、ここが折り返し地点となって下り坂です。
登るより、下る方が足に負担がかかるもんですねぇ。
この辺から、かかとに電気が走るような痛みを感じました。。
散策はじめは、雲に覆われてた旭岳頂上でしたが
少しずつ雲が晴れて、山を下りながら後ろを振り向くと

山の全景を見ることが出来ました。
ここまで来ると、大きな石がなくなり
黄色の火山灰の傾斜のない道が続いてました。
姿見平駅からロープウェイで麓へ下り
車の中で、すぐモーラステープを貼りました^^
お蔭で、翌日には痛みが消え、
我ながら良く登れたもんだと嬉しく思いましたよ^^

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