入院してました

2015-03-14 17:30:29 | Weblog
3日前、「あわや入院」(前の記事↓)を書いたあと、就寝する頃になって、
再びお腹が痛み出し。
少しうつらうつらしても、すぐに痛みで目が覚めてしまいます。
何度お手洗いに行っても、出ません。

「あーぁ、昨日『今は痛み止めの点滴が効いているだけかも知れませんよ』
 と言われたのは、本当だったんだなぁ」と思っても、後の祭り。
横で気楽にイビキをかいているダンナを起こすのはしのびなく、夜明けを待ちました。

早朝4時、早起きのダンナがごそごそと起き出したので、布団の中から
「主任さん、あかん・・・。お腹痛い・・・。」
向こうは、びっくり仰天。
「大丈夫?」
「やっぱり、入院する・・・」

痛むお腹を押さえつつ、階下におりて、前日行った病院に電話をかけると、
かなり待たされたのちの答えは、今は女性病室が空いていないため、入院できないとのこと。

次に、市立病院に電話すると、救急外来で対応できる当直医師がいるか確認してくれたのち、
「入院の準備をして、早めにお越しください」
「ありがとうございます!」

紙袋に、着替え・タオル・洗面用具など必要なものを急いで放り込み、
ダンナの車で救急外来に到着したのは午前5時。

当直の女性医師に「一昨年入院したときと同じ腸閉塞と同じ症状」であることを説明し、
私が血液検査・CT・レントゲンを受けているかたわら、
ダンナは「入院同意書」などに記入。

午前6時、心配そうな顔をしながら和歌山へ一泊出張に向かうダンナを
ベッドに横たわり点滴を受けつつ
「じゃぁね、気をつけて行ってらっしゃい」と見送りました。

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腸閉塞に対する処置としては、ともかく、絶食。その代わりとなる点滴。

かなり症状が悪化した場合は、鼻から小腸までイレウスチューブという管を入れて
減圧(詰まったものを出す)という処置があります。

病室に横たわっているうち、急に兆しがあり、トイレに行くと、やっと、
水っぽいお通じが。そのあとも、何度かトイレに。

最悪の場合を避けることができ、良かったぁ!

それからは、痛みが治まるにつれ、どんどん元気になってきて。

暇を持て余すにつれ、点滴棒と共にエレベーターに乗り
院内を散策し、売店で買い物をしたりして病棟に戻ってくると、看護師さんに
「車イス指定が出てるんですよ」
と、あきれ顔で言われました。

いつもの女子会メンバーに「入院してます」と一斉メールを送ると、
仕事帰りのTさんが突然お見舞いにきてくれて、嬉しかったです。

でも、ちゃんと病院名を書いたのに、なぜか前回の病院だと思い込んでいて
そっちへ行ってしまい、入院していないと言われ、しつこく私の名前を確認し、
他のメンバーに連絡を取って、やっと自分の勘違いに気づき、
タクシーでこっちへ来たそうで。
余計なお金を使わせてしまい、申し訳なかったです。

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入院二日目の昨日。
午前6時、24時間以上続いた点滴から、やっと解放されました。
ちょっと(いや、かなり)鬱陶しかった点滴棒ちゃん、さようなら。

そして、お昼には、やっと院内食が、出ました。

私にとっては、入院前日腹痛に見舞われて以来、何も食べてなかったので、
約50時間ぶりの固形食です。
まだ少し痛みはあるものの、空腹にさいなまれつつあったので、
期待を持ち、運ばれた食事を見ると。



全粥・かぼちゃの茶巾しぼりなど、ごくあっさりした内容で。

「なるほど、これは、今まで絶食していた患者への
 一気に食べ過ぎないように、という配慮なのだな」
と納得し、ゆっくり食べました。

午後3時過ぎ、前日メールしたメンバーのうち別のTさんが、お見舞いに来てくれました。 
 
神戸からわざわざ来なくてもいいのに・・・と、いったん断ったのですが、
彼女はタカラヅカのファンクラブ的な用事があり、宝塚に来るので、ついでに寄るわ、
ということなので、来てもらいました。
「前とは違う病院なので、昨日のTさんみたいに間違わないでくださいね」
と念押しして、良かったぁ。
彼女も、あっちとすっかり思い込んでいたようです。



夕食。
相変わらず、まったく味のない全粥と、薄味のおかず。


早く退院したい旨を、前日にも担当医に伝えていたのですが、
「明日の採血の結果と、昼食を採ったあとのようすをみてからにしましょう」
と言われていて。

朝から、病床に来て体温・血圧などを測ってくれる看護師さん、
または同室の入院患者さんのお世話を終えて部屋をでる看護師さんに
「先生は外来診察が終わったあと病棟に来られるんでしょうか?」
「お見かけしたら伝えておきます」
といったお返事で。

「退院したい」という意思を強く伝えなかった私も悪かったんやな、
このままやったら、埓(らち)があかん!と思い、
午後6時過ぎ、思い切ってナースステーションに行き、看護師さんから
まだ病院に残っておられた担当医に連絡をとっていただきました。

病室に来られた担当医から
「じゃ、明日退院しますか」
という言葉が出たときは、なんと嬉しかったこと。

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退院前に食べた今朝の朝食。

パンに和風の炒め煮とは不思議な組み合わせだなぁ。
と思いつつ、半分くらい、食べました。

そして、退院手続きをすませ、タクシーで自宅へ。

二泊三日という短い入院生活でしたが、とても長く思えました。
こんなことは繰り返してはいけません。

今後も、「自分の腸は癒着して細くなっている部分があるのだから」
という意識を常に持ち、食べ過ぎないように!

と、肝に命じ・・・いや、腸に命じ・・・いや、満腹中枢に命じ?ます。

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