たとえば子どもが転んで泣いたときに
「痛くない!痛くない!」
って一昔前によく耳にした声かけ。
されたこともあるかもしれないし
もしかしたら
自分がしたこともあるかもしれない。
どちらかというと痛みより
転んだショックとか驚きで
泣いている子どもにかける言葉。
特に長泣き傾向のある娘に
ついついかけたくなってしまう言葉。
なんだけど。
これってさ。
自分の感情を潰されるような
無視されるような
なかったことにされるような感じだなって
なんか急に思ったのです。
(子どもが長泣きしてたからなんだけど)
将来的に自分のことも
他人のことも大切にできなくなりそう。
痛いこと、悲しいこと、寂しいこと、
事実なんだから“なかったことに”は
おかしな話だよね。
一見ネガティブな感情だけど
きっととっても大事な感情。
“泣き止ませる”は
だいたいが大人の都合。
大人って勝手だよね。
(自戒を込めて)