「恵愛為心(けいあいいしん)」by会長の部屋に掲げられた額の言葉
今日はセリフではなく、久々にセットで使われている額の言葉をご紹介します。この言葉は…
ハヌルは幼稚園から出掛けた福祉会館の前で犬を見つけてじゃれ合ううちにはぐれて迷子になりますが、そこへジソクが通りかかり、事なきを得ます。ところが今度はジソクが不良少年に絡まれますが、ハヌルを迎えにきたテヤンが追い払いました。そこへテヤンを迎えにきたナム会長が現れ、話を聞いたナム会長は、テヤン達を家に招きました。
会長の部屋へ招かれたテヤンは、額を見つけると、これは!、と言いました。テヤンの目敏さに感心したナム会長は、私はこの考え方が人の基本だと思っている、とテヤンに話したのでした。
「恵愛為心」。ドラマの中でナム会長から意味を訊ねられたテヤンも言ってたのですが、「恵愛を心と為す」、すなわち、人を慈しみ愛する心を常に持つこと、という意味になるそうです。出典を調べてみましたら、1000年前後の北宋時代に活躍した范仲淹という政治家・文人だそうです。もちろん、管理人は初耳でしたし、Webでもさほど出てきません。こんな字を掲げているだけでもすごいのですが、その字の持つ意味が人の基本だ、というナム会長に感心しました。
このように本国のドラマは何かしら人としてのあり方を教えてくれますからありがたいですね。