今日は『パフューム』からこのセリフにしました。このセリフは…
イェリンは、イド、ミンソク兄弟との二股疑惑をかけられましたが、モデル事務所のジナはそれを逆手にとり、携帯電話の悪女モデルにイェリンを推し、イェリンはそれを引き受けました。結果、大成功を収めますが、イェリンは保守的な層からは不評判で、討論番組で取り上げられることになってしまいました。これを聞いたイドは、イェリンの為に番組に出演、愛について独自の意見を出して、相手を論破しました。このセリフは、その際にイドが放った言葉のひとつになります。
とうとうニーチェの言葉(イドは"ある哲学者"と言ってますが、これはニーチェですよね!)まで現れましたね。イドという人物はデザイナーという職業柄か、様々な分野に関して造詣が深く、仰山な表現でその知識を披露してくれます。このセリフはその一部でして、その気になればイドのセリフだけで名言集を作ることも可能です。
さて、この言葉についてごちゃごちゃ言い出すと大変なのですが、例えば、どこぞの国がよその国を侵略してもそれが国に対する愛からなされていたのなら、それは善悪の判断を超えているからと、許されるものなんでしょうか?それならもっと身近な略奪愛なども認められることになりますが笑