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オールドMTB改造 タネ車紹介①「GT TEAM AVALANCHE 1991」

2021年08月01日 | 自転車

ということで、ベース車の紹介。

GT TEAM AVALANCHE 1991モデル。

暑かったので日陰で撮影。

コンポは「DEORE XT」M735系。

博物館クラス!といいたいところだが、MTBブームの絶頂期のものであることもあり、それほどレアパーツということでもない。

ペダルはDEORE XTだが、ぶつけまくってコスリ傷がヒドすぎる。

クランクのスパイダー側面は切削加工がされている。

ブレーキレバーはローラーガイド付き(シースルーで見えている個所にローラーガイドが見える)

ディレーラー。ガリ傷あり。

Uブレーキ。ブースター(標準装備、馬蹄のようなプレート)がサビている。

黒塗装のXTカンチレバーブレーキはあまりお目にかかることはないモノ。

 

フレーム状態。

炎天下でもフレーム塗装の表面がくすんでいるのがわかる。デカールもヒビ割れている。お世辞にも状態はいいとは言えない。

まぁ、親父も過剰なメンテナンスをしない人だったからなぁ。

 

タイヤ。標準ではRITCHEYの26HE-2.0のオフロードタイヤだったはずだが、街乗り仕様にするため親父が交換したものである。

リムは当時のまま。

 

 

まだまだこの頃はフルリジッドMTBが主流で、サス付きモデルはこの後あたりからちらほら見かけるようになった。GTはMTBブームが下火となったときにいったん倒産し再度復活をしているのだが、このモデルはその倒産前、第1期GTの象徴的なモデルであるともいえる。

今でこそAVALANCHEのペットネームはGTのミドルグレードMTBに冠されるものとなってはいるが、この頃のAVALANCHEはGTの上位グレードであり、なおかつ、「TEAM AVALANCHE」は「AVALANCHE」の上位グレードであった。つまるところ、当時のGTのフラッグシップ品。下位の「AVALANCHE」はコンポがXTとDXの混成であったが、こちらはフルXT。そのためフレームもTANGE PRESTIGEダブルバテッドチューブである。当時はものすごく軽く感じたものだ。(今となっては超重いけど)

 

とりあえず今メインで乗っているMTBである。



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