オジサンおひさまの備忘録

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不便でも是非訪れて欲しい「岩殿山 安楽寺(吉見観音)」

2021-04-27 22:35:58 | 旅行

昨日は、県内移動での訪問ということで、嵐山町の杉山城を最終目的地にして、吉見町安楽寺(吉見観音)と東松山箭弓稲荷神社へ行ってきました。

それぞれに魅力も多く、投稿は分けることにいたしました。まずは、吉見町の安楽寺(吉見観音)から。

吉見町といえば吉見百穴ぐらいしかご存じない方も多いのではないかと思いますが、私たちも安楽寺(吉見観音)は初めて訪れました。

正直、自家用車がない方には東松山からタクシーなどを利用するしかない不便な場所にありますが、ご利益があるとの情報もあるようです。

駐車場からひなびた団子やさんのある参道を数分歩くと立派な仁王像が安置されている仁王門がお出迎え。

岩殿山安楽寺の起源は約1200年前まで遡り行基菩薩が観世音菩薩の像を彫って岩崖に収めたこととされ、坂上田村麻呂が奥州征伐の際領内の総鎮守

としたと伝えられている。また、源頼朝の弟である範頼が幼少期に身を隠していたといわれ源平の合戦後、本堂や三重塔を建立しましたが北条氏と

の戦いですべて焼失した。現在の本堂は約350年前、三重塔は約380年前に再建されたものとなっており江戸時代の様式を保持している建物として

県の指定を受けています。裏山の深い森とともに静けさと独特の空気感が歴史を感じさせて何か気持ちが落ち着く感じです。

見どころは、ほかにも約200年前に鋳造されたといわれ吉見大仏と親しまれている阿弥陀如来像や本堂の欄間にある左甚五郎作といわれる「野荒しの虎」。

八起地蔵や六地蔵などなど。

不便ですがぜひ一度訪れて欲しいお寺さんです。

岩殿山安楽寺(吉見観音)  比企郡吉見町御所374 電話0493-54-2808  

安楽寺ホームページはこちら

https://yoshimikannon.jp