評価5
再読(前回2019年11月23日)。
新二と連は100㍍と200㍍でインターハイ出場の最終関門、南関東大会へと進んだ。鍵山、桃内と組んで走る4継も春野台高校は南関東大会でインターハイを目指す。100㍍の結果は連が優勝、新二は2位と同着の3位。
そして、いよいよ、4継の決勝だ!
鍵山が好スタートを切って、連が物凄いスピードで桃内につないで、新二が鷲谷のエース仙波と競ってゴール!勝ったのはどっちだ!?春野台先着!優勝!!!ついに、新二と連のチームが南関東チャンピオンの名誉を背負ってインターハイへ挑戦だ!!!
熱き物語は200㍍のレースを前に余韻を残しながら静かに幕を閉じる。
いやー!燃えるなー!
佐藤さんのスピーディーな表現が短距離レースにマッチしていて高速で読み終えてしまった(笑)。何度読んでもワクワク、ドキドキする傑作!
「それから」の新二や連や春野台高校の連中を知りたい気がする。
続編希望!!!
【追伸】
文庫版の後ろにある特別座談会は、せっかくの感動が冷めてしまうので読みませんでした。