評価3
再読(前回2019年11月2日)。
高校1年生の花菱英一は父・秀夫、母・京子、弟・光(ピカ)との4人家族。光との間にいた妹の風子は幼い時に病で亡くなっていた。そんな花菱一家が元写真館だった古家に引っ越すのだが、その途端、英一が心霊写真にまつわる出来事に遭遇し友人の店子力(テンコ)や寺内千春(コゲパン)とともに真相究明に奔走する物語。他に、不動産会社従業員の垣内順子という癖のある女性も登場し、元写真館の亡くなった主人の亡霊の影もチラホラ・・・下巻で、上巻のモヤモヤ感がスッキリ晴れることになるのか!?
ミステリーというわけでもなく、青春グラフィティーというわけでもなく、なんとも中途半端なストーリー展開。テンポも良くなく多少のイライラ感有り。
宮部みゆきの少年少女物は登場人物の言動がワザとらしくて、伸び伸び感が無さ過ぎ。ま~有川浩を読んだ直後だけに・・・(笑)