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そして、バトンは渡されたー瀬尾まいこ

2024年09月22日 | 読書


評価3

水戸秀平の子として生まれた優子が田中梨花の子となり、和泉ヶ原茂雄の子となり、森宮壮介の子となって結婚するまでを描いた2019年本屋大賞受賞作。

「何故苗字が4回も変わったのだろう?」
ということに興味津々で読み進めると、そこには梨花の優子に対する並々ならぬ愛情が隠されていたのだった!最後の最後、結婚式の場面に秀平が登場するシーンにはウルっとしてしまった。

悪い人が誰一人として出て来ない小説で爽やかな読み心地の良い作品であることは確かだが、正直な話、「これが本屋大賞かぁ~」という感想。



コメント
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