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国盗り物語(4)ー司馬遼太郎

2025年02月03日 | 読書


評価5

道三から明智光秀、織田信長へと引き継がれた「国盗り」は、ついに本能寺の変で終焉をむかえる。道三の持つ二面性を光秀と信長に投影しつつ、お互い相容れぬ思いを生涯持ち続けた二人の心象を綴る司馬遼太郎の筆致が冴えわたる!

光秀は信長ほどに酷薄になれなかったのが致命的だった。
時代を変革させるには信長の非情さは必要だったのだろうがあまりにも惨たらしい。

そして、細川藤孝(細川忠興の父)のしたたかさが半端ないことに驚く。
コメント
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