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盛岡三高3-4盛岡一高【秋季高校野球地区第1代表決定戦】

2023年09月03日 | '24夏4強チームの球跡
<きたぎんボールパーク> ※延長10回タイブレーク
盛岡三高 000 011 001 0 = 3 H9 E0
盛岡一高 000 101 001 1 = 4 H11 E1


盛岡一高バッテリー:紺野、安田ー安齋、藤原

<盛岡一高メンバー>
1.⑤①安田圭吾(1年上田)
2.⑥坂本晃太(1年下小路)
3.⑦小谷地大和(1年厨川)
4.③笹木一馨(2年黒石野)
5.⑨髙橋汰月(2年紫波一)
6.④本宮昇虎(2年一戸)
7.⑧田中次郎(1年岩大附)
8.①紺野行広(1年岩大附)、⑤遠藤朝陽(1年矢巾北)
9.②安齋龍紀(2年土淵)、代打)諸原雄希(1年岩大附)、②藤原理一郎(1年雫石)


<盛岡一高控え選手>※数字は背番号
①川崎煌成(1年雫石)、⑩松山郁斗(2年河南)、⑫鳴海貴裕(2年滝沢二)
⑬三浦大河(2年河南)、⑰相澤幸輝(1年河南)、⑱岡山彰人(1年滝沢二)
⑲服部翔(1年滝沢二)、⑳大柏四道(1年下小路)




夏4強の盛岡一高と夏準優勝の盛岡三高の激突となった「盛岡の頂上決戦」は追いつ追われつの接戦となり、「負けない盛岡一高」が9回裏の土壇場で同点に追いついた勢いのまま延長10回サヨナラで勝利をもぎ取り、盛岡第1代表として9月22日から一関市などで開幕する県大会へ出場することが決まった。

試合は2-2の同点でむかえた9回表、盛岡三高がヒットを2本集めて3-2と1点リードして9回裏の盛岡一高の攻撃。8番遠藤レフトフライ、9番安齋の代打・諸原三振で二死となり追い詰められた盛岡一高、次打者は1番安田。ここで安田が弾き返した打球は左中間を深々と破る三塁打!「うへ~ここでそれ打つってか~」と驚く小生。雰囲気は9回二死から追いついた盛岡市立戦に似て来た。盛岡一高ベンチ、盛岡一高応援席の期待を一身に背負って登場したのは2番坂本坂本の執念の一打は糸を引くようにライト前へ!な、なんと、二死ランナー無しから1年生の1、2番で同点に追い付いてしまった!!!

実は誰にも言っていないが、夏の大会以後、練習試合を含めてここまで私が見た試合は7試合負けなし。ってことは「今日も勝つんだな!」と意を強くしてタイブレークに入った延長10回を凝視。

盛岡一高2番手の安田が10回の盛岡三高の攻撃を送りバント(一死2、3塁)、申告敬遠(一死満塁)、サードファールフライ(二死満塁)、ショートゴロ(チェンジ)に切って取り、サヨナラの予感漂う裏の盛岡一高の攻撃は、二塁に安田、一塁に坂本を置いて打者は3番小谷地。今日ここまでノーヒットの打者だけに、送りバントと読んだ盛岡三高内野手が何度も猛然とダッシュを試みる。「こったに前に来るんだったら打つしかながんべ」と思って「打たせー!」と叫んだ途端、小谷地のバットから弾かれた打球が前進守備の内野の間を抜けてセンターへ転々!サヨナラの瞬間だ!!!ついに、盛岡一高、昨秋地区予選初戦の敗退(0-4)の雪辱を果たして盛岡地区第1代表として岩手県大会に名乗りを上げた!!!

先制したのは盛岡一高だった。1回盛岡三高先発の左腕・藤原に対して一死満塁としたところで、盛岡三高は早くもエース藤枝を投入してこの回を無得点で終えて、4回二死まで無安打5奪三振の力投。しかし、修正能力抜群の盛岡一高打線は、二死後、6番本宮、7番田中、8番紺野の三連打で1点先制。しかし、盛岡三高打線もしぶとく5回6回に1点ずつ追加、6回に盛岡一高も7番田中のタイムリーで追いついて最終盤への展開ともつれ込んだのだった。

盛岡一高投手陣が良く頑張った。先発の紺野は5回まで投げて、被安打5、四死球2、1失点と好投。制球力が抜群で経験を積むたびに安定感が増している。2番手の安田と合わせて、盛岡三高のクリーンナップを1安打に抑えたことがサヨナラ勝利を呼び込んだと言っても良いだろう。守備は立ち上がりに危ない場面があったが、なんとか1失策で乗り切った。

いやーっ1年生が主体のチームでよくぞここまで勝ち上がってくれました。
22日からいよいよセンバツ甲子園へつながる県大会です。
県大会までに走攻守ともに一段と磨きをかけて本番へ挑みましょう!
負けない盛岡一高再び!ガンバレ!盛岡一高!!!



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