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あかんべえ(上)ー宮部みゆき

2024年01月17日 | 読書


評価4

再読(前回2019年8月1日)。
十二歳のおりんの両親(太一郎、多恵)が待望の料理屋「ふね屋」を深川で始めたのだが、おりんには5人(玄之介、おみつ、笑い坊、おどろ髪、お梅)のお化けが見えてしまうようになった。最初に出て来たお梅は何故かおりんにあかんべえをするばかり、続いて出て来た笑い坊には病を治してもらい、おどろ髪は開店祝いの宴席で大暴れ。玄之介とおみつはおりんの良き相談相手となる。

そんな中、店の盛り上げを図って催した浅田屋と白子屋のお化け比べが両家入り乱れての大混乱となってしまい、おりんの両親は意気消沈。その原因となった料理人・島次の秘密を探るべくおりんが動き始める。

5人のお化けが何故成仏できないのか?ふね屋の地に立っていたというお寺と殺人鬼・和尚との因縁は?多くの謎を秘めながら下巻へ続く。

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