評価2
再読(前回2019年5月19日)。
母親のことが好きで好きでしようがない少女が母親になり娘をもうけた。ある日、裏山で起きた土砂崩れが原因で火災が発生して母親と娘が瀕死の状態に陥ってしまった時、「どちらを助けるべきか」悩んだあげく彼女は母親を救い出すことを選択したのだが、とっさにそれに気づいた母親は自分の舌を噛み切って亡くなってしまう。何も知らずに育った娘は母同様に母親のことを好きで好きでしようがない娘に育つが、母親は例の事件のことを思い出すたびに娘に辛く当たってしまうのだった。そして、ある時、娘が事件の真相を知ることとなり自殺を図ってしまう。
最終的には娘の命は助かり悲惨な状況は免れるのだが、これでもか、これでもか、のマザーコンプレックスのオンパレードに読み疲れてしまった。最終的にどんでん返しがあるとか、サスペンスの要素があればなんとか読んだ甲斐も見い出せるのかな~?とは思うが、これではな~
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