評価5
再読(前回2019年12月26日)。
刑事・音道貴子シリーズ第二弾。
占い師夫婦など4人の惨殺死体が発見され、機動捜査隊立川分駐所から捜査本部に派遣された貴子は若い上司・星野とコンビを組み捜査に当たる。貴子に恋心を抱いて告白をした星野だったが貴子にすげなく断られ、その腹いせにコンビでの行動を放棄してしまい貴子は一人での捜査を余儀なくされ、犯人一派に拉致監禁されてしまう。犯人の中いた、以前貴子が手掛けた事件の被害者・中田加恵子への説得を試みるがうまく運ばない。一方、貴子の行方を血眼になって探す捜査陣には疲労の色が濃かった。
貴子デビュー作「凍えた牙」で相方を勤めた滝沢刑事(皇帝ペンギン)も加わる捜査陣の緊張感と監禁状態にある貴子の切迫感がシンクロして、後半は一気読み!目が離せない状況だ!後編に続く。
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