評価4
再読(前回2019年6月8日)。
第1巻に引き続き元ヤクザのピスケン、元自衛官の軍曹、元政治家秘書のヒデが強きをくじく。シャブを入れた木箱で一騒動を起こして極道ヤクザ天政連合を翻弄、ヤクザと結託する警察エリートの悪事を一蹴、銀行間のオンラインシステムを巧みに攻略して田舎のヤクザから大金をせしめる。そんな中、ピスケンは看護婦長「血まみれのマリア」と出会い、軍曹はアケミと再会。ユーモア小説の風体を保ちながらも静かに男の微妙な心理を描く浅田次郎の筆致が冴える。
阿部まりあ婦長は2年後に出版された「プリズンホテル」にも登場!
救命救急の描写が凄い!
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