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金閣寺ー三島由紀夫

2023年03月20日 | 読書


評価4

再読(前回2019年6月7日)。
金閣寺で学僧として修業をしていた男が放火に至るまでの心の動きを追った物語。当人は吃音に悩みかなり内向的な性格を有しており、友人の鶴川の死や内反足の柏木との交流によって犯行への道を突き進む。正直言って、作者が言わんとすることの半分もわかったとは思えないが、リズムの良い流麗な文章に引きつけられて読了。一つの建築物の美についての手を変え品を変えた叙述には驚くばかりである。

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