評価3
「目細の安吉一家」の五人衆・松蔵、栄治、寅弥、常次郎、おこんの活劇を期待して第二巻に突入も、ほぼ各人の身の上話で正直なところ期待外れ。全四巻買い揃えてしまったので無理しても読み続けねばなるまい(苦笑)。
そんな中で注目すべきは第五夜「花と錨」に登場する海軍中将・峯岸真吾。
彼はおこん姐さんに一目ぼれしてしまい一方的に求婚してしまうのだが、その生い立ちに拍手!
なんと盛岡市出身で盛岡中学(現盛岡一高)卒業!
いろいろと浅田次郎さんは盛岡と縁があるし、盛岡中学は米内光政はじめ多くの海軍人を輩出した学校であるゆえの創作に違いないがうれしいことこの上なし。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます