評価4
再読(前回2020年3月10日)。
昭和39年10月9日、東京五輪の前日に若い女性の惨殺死体が発見された。被害女性は藤島萄子の婚約者・奥田勝の先輩刑事・韮山の一人娘のぶ子だった。密かに勝に恋焦がれていたのぶ子が前日に勝と会った後の事件と思われ警察は勝の行方を追う。しかし、萄子へ「ごめん。もう、会えない。」と電話で萄子に告げた勝の行方はいっこうにつかめない。萄子は兄の友人からの情報を得て熱海に向かい必死に勝の姿を探し求めるがあと一歩のところで勝を逃してしまう。そして、勝に関係する男が殺されたことを知った萄子は韮山と勝の実家のある福島県郡山へ急ぐ。
東京五輪の頃の世相と風俗をちりばめたロードノベルにぐいぐい引き込まれる!
いったい真犯人は誰なのか?勝が犯人なのか?
真相は如何に!?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます