評価2
再読(前回2019年6月3日)。
Nのイニシャルで始まる名前を持つ主要登場人物が織りなすミステリー小説というか恋愛小説というか謎解き小説というか、なんともジャンル分けが難しい物語。物語の道具立てとして将棋と「灼熱バード」という小説が登場するが、将棋の勝ち負けがサラリーマン人生を左右すること、小説の内容があまりにも陳腐なこと、など著者にしてはかなり残念な出来。「Nのために」というインパクトのある表題だけが浮き上がった感じで全然面白くもなんともない。何故、初読みの時に、4評価をつけてしまったのか?その時の自分自身の感性を疑ってしまう(苦笑)。
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