評価3
再読(前回2017年8月26日)。
2万㍍上空で超音速ビジネスジェット試験機と自衛隊機が相次いで何者かに激突して墜落した。その頃、高知に住む高校生の瞬と佳江は白い色をした生物らしき物を拾って家に持ち帰ったのだった。その後「白鯨」と呼ばれることになる知性を持った大型生物に歩み寄ろうとする政府と撃退をする私的機関とのせめぎ合いに瞬と佳江も巻き込まれて事件の行方は混迷の度を深める。
著者お得意の自衛隊モノSF。
恋バナあり対立する2組織の駆け引きありと盛り沢山な内容だが、ストーリー的に盛り上がりに欠けるきらいがあるのが残念。
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