評価3
再読(前回2020年2月7日)。
神田川病院の医師・早坂ルミ子33歳は患者の気持を斟酌できない性格で、何度もクレームをもらって上司からも注意を受けていた。そんなルミ子の前に、患者の胸に当てるだけで心の中が読み取れる聴診器が現れた。と当時に、患者も「あの時こうすれば良かった」と願う第二の人生を夢想することが出来る不思議な聴診器だった。この聴診器のおかげでルミ子の診療は評判を呼び、何人もの患者の心を開かせることになるのだが・・・
著者が言いたいのは「自分の歩んで来た人生を信じましょう」ということ。あの時ああすれば、と過去を悔やんでもなんの恵みももたらさない。ま~反省は必要なんでしょうけどね。過去を振り返る登場人物を自分に置き換えて、私もいろいろと懐かしかったり、恥ずかしかったりした過去をい思い出してしまいました(笑)。
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