評価4
再読(前回2022年10月16日)。
あまり毒々しくはないがけっして爽やかでもない、死と狂気と奇異と恐怖が織りなす10の物語。これはこれでやっぱり小川ワールド。気づけばそこはかとなく物語に引き込まれて満足感に満たされている。そんな中でも叔母さんとの年1回の再会を描いた「アリア」が私のお薦め。血のつながりの大切さを教えてくれる。
①刺繍する少女
②森の奥で燃えるもの
③美少女コンテスト
④ケーキのかけら
⑤図鑑
⑥アリア
⑦キリンの解剖
⑧ハウス・クリーニングの世界
⑨トランジット
⑩第三火曜日の発作
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