5年生以上のみなさんなら「キセル算」
「キセル算」という名前には聞き覚えがなくても、
「ああ、これは、知ってるよ!とりあえず…」
「こんな風に途中の数字を全部消してしまう!あとは、
なんて、計算のやり方だけを覚えている人が結構いるようです。
たしかに結論はこれで合っているですが、
このあたりの計算のしくみがきちんと分からないままでは、
「私はしっかり分かってる!」という人は大丈夫。でも、「
途中を消して筆算にできる理由とは?
そもそも、この式に現れるなどの部分は、
のように、変形できます。確かに、
そこで、もとの式全体は、
と変形できることになります。確認してみてくださいね。
さて、こうなるとから
までの分数は、-と+をともなって2回ずつ現れていますから…
こんどはこのように堂々と(?)消すことができ、たしかにと計算
以上で見てきたように、「キセル算」の計算をするならば、のよう
ところで、両辺を計算してみれば確かにになっていることは分かり
実は、
そして、やり方だけを覚えている多くの人が間違えてしまう、
のように少し形を変えられた問題も、