メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <テーブルなんかは、箱の構造でできないものがある。いろいろなものの構造を見ておくことは大事ですね。>

2019-08-10 08:54:49 | Weblog

暑!

なんちゅうてもこのブログ、コメントが少ないんですよ。

この前もらったのは「あれは、3年前」。

昨日は、某イベントで使われるテーブルのカット後の後処理をしていました。

結局は専用の治具を作りました。

この治具を使う方が正確で早かったですが、微妙な力加減でズレが出ます。というかズ微妙な力加減でレを直しました(笑)。

また治具を作るの面倒だもの。

テーブルなのですが、円弧を元にしたテーブルです。

箱屋なので、箱の構造をベースにいろいろなことを考えるのはよくあるのですが、こういうような大きなものや荷重のかかるものは箱の構造と切り離して考える方がよろしいです。

椅子やテーブルなどでは、ぐらぐらしないというのも大きなポイントになります。

箱は通常は立方体なので、ぐらつきます。

また箱の場合、しっかり固定されている部分が少ないのでそれもぐらつきの一因になります。

今回の構造は、一部平行四辺形の構造を取り入れぐらつきを押さえています。(ただこの構造でぐらつきがあまりないのは、組み立ててから分かったことでした)

各辺の固定はプラスチック製ジョイントを使い、しっかり固定できるようにしました。もともとプラスチック製ジョイントを使わなければならない素材を使おうとしていたので、必然でした。

って書くと、なんだか結果オーライの構造ですね(笑)。

元々依頼先にイメージがあたので、それを元に構造を考えたら、こうなったという感じです。

その時に、箱の構造だけではできないなと把握しました。

いろんなものや構造を常に観察して、ストックを広げておくことは大事だなと痛感しました。

こういうのも、箱の構造ではできないです。よく作ったもんだ(笑)。

 でわでわ。

 

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