いい天気はいいんですが、冬の感じがしないのもどうなんだか。
ここ2・3日爆忙しで、昨日は1日中カッティングプロッタ稼働していました。
よりによってAFという5mm厚のダンボールばかり。
シートを3階まで持ってきたり、カットしたものを下ろしたりするのが老体にムチ打つ(笑)。
最近は何故かAF(5mm厚のダンボール)でのサンプル依頼が多いです。
それは緩衝設計が多いということでもありますが。
AFの緩衝設計は、必然的にサイズも大きくなり、複雑さもあってカットの時間がかかります。
折って組み立てるのも、ひと仕事です。
今年は久しぶりに学生さんの卒業制作を手伝っています。
実にきちんとした設計で、びっくりしています。
はじめは、薄い板紙で作る紙器の設計を元にダンボールの設計をしていたので、これはヤバイ!と思っていました。
が、そのサンプルを見て、おそらく色々調べたのだと思いますが、その次の設計が素晴らしかったです。
細かい点まで配慮してよく設計していました。
感心感心。
設計は本人に任せていますので、私が設計をすることはありません。
多少のアドバイスをすることはありますが、まず自分自身で考えて対策を考えてもらうようにしています。
また、サンプルを見て本人が考えている時は、口を挟まないようにしています。
仕事なら、すぐに「こうしたら」と言ったりしますが。
ダンボールの設計は、要素が多くないのでじっと見ていけば、どうしたらいいのかが見えてきます。
どうしたらいいのか?より前に、「なんか変!」「イマイチ!」「しっくりこないYO!」ということに気づいてほしいのです。
というわけで、卒業制作の締め切りまであっという間です。
毎回毎回こんな短い時間の中で、よく頑張っているなと感心しています。
でわでわ。
2013年度美術学科賞受賞(もう6年前!うそ~!)
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