メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <学生の見学>

2013-05-15 14:08:59 | Weblog
昨日は、昼から京都嵯峨芸術大学短期大学部の見学会でした。今回で3回目の見学会になりました。

例年と同じように工場見学、サンプル見学、CAD見学、ダンボールについてなどのレクチャーなどの内容でした。最後に課題についてのアイデア発表でした。

はっきり申しまして、かみまくりの下手な私の話によくお付き合いいただきました。スライドなどを見ながら話が出来る方がいいなぁと思いました。

今年の課題は「持ち手付きケース」という課題で、学生さんがそれぞれアイデアをスケッチしてくれていました。その発表を聞いて、即席でアドバイスをしました。

事前にスケッチのFAXが来る予定だったのですが手違いで届かず、即席のアドバイスになりました。まぁ事前にもらっても即席になってもいうことは同じようなことになる感じなのでどちらでもいいと言えばいいのですが。

「持ち手付き」と言ってもその解釈は実に多種多様で、同じものはありません。そこが素晴らしいですね。もしわれわれ業界人が同じように考えると、同じものが出てくるでしょうしアイデアの幅も狭くなってしまうのではないかと思います。

昨年も課題も聞いたときは「出来るのか?」と心配したものもあるのですが、みなさんしっかり仕上げていました。なので今年も心配していません。いろいろ試行錯誤しながら、完成させて欲しいです。

ダンボールって、知ってるけどよく分からない素材だというのがみなさんの印象だと思います。その時「知ってみたい」という好奇心が出てきたら、理由云々ではなくて見にきてもらいたいです。その感性を大切にして欲しいと思ってます。そうやって広げていくことも可能性につながることですよね。

まだ第二弾があるので、がんばります。





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