メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <ダンボールの愛おしさについて!>

2018-04-25 11:54:03 | Weblog
雨も上がり。

昨日の制作物。

宅配会社が引き取ってくれるテーブルにおいて、引き取りを待つだけだったのに、ふと図面を見直すと、あらあら重大な間違いを発見。

画像でOKもらってたとは言え、重大過ぎるのであわてて作り直した。

何故それまで気づかなかったというと、図面がおかしくても大体組立ってしまうからです(笑)。何ミリかの誤差があって、おかしいなと思いながらも、傾斜が多い設計だったのでこんなものかなと思ってしまったのがよくなかったです。

図面を再確認して、おかしい箇所を見つけ、それまでに作った制作物を見ると、「こりゃあかんやん!ゆがんでるわ!」となりました。

近視的に見るとおかしくなかったのに、離れてみるとおかしすぎるやんでした。

ところで、ダンボール。段の影響で思ったところで曲がらなかったりして、精度が金属などに比べて高くなかったりします。上の間違ったまま組み立てていたというのも、ダンボールならではでしょうね。

そういうところを見ると、おかしさも取り込んでしまうおおらかな素材と言えるかもです。

ですが、0.5mm等の細かな寸法変更すると、きちんと反映してくれるまじめな素材でもあります。

そういうところが、ダンボールの愛おしさだと思います。

でわでわ。

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