メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <どこで手を抜くかは、全体をしっかり作って理解してからですね。>

2023-11-27 11:43:43 | Weblog

換気のための隙間から入ってくる空気が冷たい!

 

過去作紹介。みふた形式をいかした板紙製フレームです。

 

ネットで通販をしているものが送られてくる時に、箱ない場合も増えてきました。

そうです。輸送用の紙袋を見かける機会が増えています。

中身が丈夫であったり壊れにくいものの場合にそうなっていることが多いようです。

以前は送るのは箱というのが、ほとんどだったと思います。

汎用性のある紙袋の方がコストダウンになります。

 

朝から土曜日の続き。

やるにしたがって、新しい修正点が見つかり、修正を繰り返しました。

今回は、高さの微調整が多くなりました。

「この高さでええねんけど、入れる時にちょっと傾いてしまうので、高さの差があまりなくなる。すると効果もすくなてしまうかも」というわけで、2mm程高くしました。

で、ばっちり。

ダンボールは厚みがあるということもあり。罫線で折ろうとおもっても微妙に磨れたりすることもあり、内容物を底に置いた時、傾いたりすることはよくあります。

それから、ジョイントと呼ばれるのり貼り箇所は、ジョイント部分は正しい寸法になるのですが、そこに貼る面が厚み分外側になります。

このため余裕が出てしまうのですが、ここをきっちりの寸法にすると対面がきつくなったりします。

その誤差をあらかじめ想定して箱や緩衝材を作る必要があります。

なので、ちょっとぐらいルーズでもいいかなと思っています。

ただそのためには、きちんとした寸法出しは必要です。

そこをええ加減にすると、行き当たりばったりのうまくフィットしないものが出来てしまいます。

どこで手を抜くかは、全体をしっかり作って理解してからですね。

でわでわ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ダンボール作用点 <小さい... | トップ | ダンボール作用点 <テープ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事