メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

パッケージあれこれ(7)

2008-09-04 18:42:12 | Weblog
店頭に並べる化粧品の手の込んだディスプレイの梱包用具の設計をしました。中の商品が動いたり飛び出さないようにするためのものですが、ディスプレイ自体がかなり変わった形で、どうやって保持すればいいのかかなり悩みました。ディスプレイを傷つけることがあってはいけないですし。わずかな隙間を利用して作りました。

パッケージあれこれ(7)。これは、店頭でお菓子を入れておくためのケースです。E段を使用しています。のり貼り箇所はなく、折っていくことで組み立てていきます。寸法は、210×285×高さ200mmです。

端の部分は「額縁」といわれる幅のある折り返しを付けています。額縁はしっかりさせて高級感を印象づけます。贈答用のお菓子などが入っているみふた形式のパッケージの、身の部分によく額縁がついています。

このサンプルで難しかったのは、斜めのラインがあることです。全部同じ高さで額縁を作るのは難しくありませんが、斜めの部分があることで難易度がアップします。斜めのラインがあるために重なり合う部分ができるので、額縁の幅を変えてきれいに見せるようにしました。

お見せしていませんが、額縁の折り返しの中の部分は少し手が込んでいます。しっかりきれいに組むために、見えないところもきちんと設計するようにしています。

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 株式会社メルフ 須川栄司
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