メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <喜多俊之さんの講演>

2009-03-31 16:00:02 | Weblog
昨日は、川西市商工会館に阪神地域商工会振興協議会主催の講演会に行ってきました。講師は、SHARPのAQUOSのデザインで有名なデザイナーの喜多俊之さんでした。

話は、日本の住宅事情の悪さ(狭い)から始まり、現在の中国とデザイン戦略、中小企業とデザイン、伝統工芸とデザイン、世界を意識したデザイン・販売など多岐にわたった話でした。

現在中国はデザインを国家戦略のひとつとして位置付けていて(他のアジア諸国も同じ)、中国全土に500以上のデザイン系の大学を設置予定しています。そのため日本が中国にデザインで追いつかれるのも、そう遠い話ではないとのことです。

日本としては、「ハイテクとハイセンス、その両方とも必要」との考え方が大切。その実践として、「デザイン・ルネッサンス神戸」というプロジェクトのプロデュースをし、神戸の中小企業10社と一緒に「ハイクォリティ・ハイセンス」な商品開発をされています。

後半は、ご自身のデザインされてきた製品についての紹介と解説がありました。こちらこちらが参考になります。その他にも、たくさんの製品を知ることが出来ました。

色々刺激になる講演でした。残念なのは、告知が知れわたってなかったのでしょうか参加者が少なめだったことです。

追記)「「雑木囃子」小田原箱根寄木細工展」が、喜多さんプロデュースの「GALLERY anima」にて4月10日(金)~25日(土)まで開催されます。

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   パッケージ・緩衝材・POPだけでなく、
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   なんでもお声をおかけ下さい。
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 芳川紙業株式会社 開発部 須川栄司

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