メルフのものづくり-ダンボール作用点

カッティングプロッターを駆使して作るパッケージやダンボール製品の新商品開発プロセス、日々の記録です。

ダンボール作用点 <業界の動向を見て、「動的な提案力」「静的な提案力」と今勝手に名付けました(笑)。 >

2020-08-08 09:12:47 | Weblog

暑いっすね。

連休に入ってる人もいますね。

弊社は出勤日ですが、有休を取ってるものもちらほら。

 

ブログ更新が増えているんですが、まぁそれは少々サンプル作製が減っているからですね。

休み前ですし、正直なところ。

 

さてダンボール業界。

ダンボールの生産量でも見てみましょう!→こちら★

5月は前年比90%ぐらいで、かなりダウンです。それ以外は前年比95%以上で、6月はほぼ前年比100%で、何とか戻ってきている感じでしょうか?

弊社のような小企業とは、若干のずれがあるかなという感じですが、大きく見ると同じような傾向でした。

まだまだ前年まで戻ってはいませんが(泣)。

飲食店みたいに売り上げ半分以下になっていないのはまだ救いです。

ダンボールはどこの産業でも需要はありますが、逆に言うと大きなヒットはなく、パイの取り合いみたいなところがあります。

厳しいです。

そういう時に、よく言われるのが「提案力」ですね。

お客様に喜んでもらえるような提案をいかにできるかです。

もちろん安い価格を提案するというもの提案力ですし、こういう風にしたら納期が早くなるという提案も提案力ですし、気に入ってもらえそうな形状提案をするというのも提案力です。

コロナ以前から言われてきたことですが、一層重要視されますね。

実施のところ価格面は大手は強いです。

それ以外で提案して、勝負していかないといけないと思っています。

自分には形状提案が一番できる提案力です。

複雑な形状の展開図をばっちり引く!

簡単でもしっかり緩衝できる設計をする!

などのような、いかにも提案力が必要なものはもちろんです。

これを「動的な提案力」と今勝手に名付けました。

逆は「静的な提案力」で、例えば箱の設計において全体のサイズに対しての差し込みのサイズ感がいい感じとか、地獄底を組んだ時のシルエットが美しいとか。

機能的にはあまり影響がないけど、デザイン的に違和感なくすっと入るというか、気にならない人も多いかもですが(笑)。

そういうのは、「これを提案します!」と声高に言うものでもないけど、きちんと設計して提案しておきたいものです。

そういう「静的な提案力」も今まで以上にやります!

でわでわ。

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