今日はちょと寒め。
先日、嵯峨美術大学・短期大学の制作展に行ってきました。
今日は二人目の学部生の方の作品のご紹介です。
例のごとく受賞の証からです。
おっと、撮影禁止でしたので画像はなしで。
パーテーションですが、その中に繊細な模様を施したパーテーションなります。
この繊細な模様は、私たちもチャレンジでした。
「もっと太くして!」「もっと単純に!」ということはできるのですが、それは私たちのすることではないので、学生さんのデザインを出来るだけそのままでカットするようにしました。どうしても無理がある部分を除いては。
そんなんでも今までの経験で可とは出来ると思ってたのですが、データが複雑なためか突如カットが乱れるということが起こりました。
何度対策を講じても次から次へと乱れます。
うちではできないかと思ってた時に、旧カッティングプロッターでカットすることを思い立ちました。
これが成功でした。
おそらくCADソフトの問題と思います。
カット出来るようになったので、こちらも学生さんに操作してカットしてもらいました。
私たちにとって、カットの技術を高めてくれた作品でした。
パーテーションの形状が2種類ほどあって、繊細な模様部分が数種類のバリエーションがありました。
その模様も、ひとつの画面に複数のデザインを入れていい感じになっていました。
こういうところのセンスが素晴らしい。
この作品、コロナ禍という現代の社会性を取り入れています。飲食の場でパーテーションがどこでも用意されるようになりましたが、そのパーテーションをもっと楽しくならないかということをテーマに考えられたそうです。
当初は木製を考えていたそうですが、飲食の場で扱いやすいように素材を吟味し直し、ダンボールで作ることになりました。
透明アクリルを挟んで使うのですが、まさにダンボールの良さですね。
今年は初めて二人の学生さんで、両者とも受賞とめでたい年になりました。
嵯峨美短大では、延べ8名の学生さんの制作展用作品のお手伝いをしてきました。
私たちは何もしていなく学生さんの頑張りですが、ダンボールに関心を持ってもらえ素敵な作品を生み出してくれているのは非常にありがたいですし、うれしいことです。
嵯峨美短大暮らしのグッズ領域にダンボールでの作品づくりの血が脈々と流れだしたように思えます。
今後もサポートしていきたいです。
でわでわ。
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