被災地の冬

　芽室西中学校は、生徒会役員が５月の体育祭の昼休み、東日本大震災の義援金を集めるために観客席を回りました。
　先月２２日～２４日まで大学時代４年間過ごした仙台に行ってきました。２３日と２４日は友人に被災地を案内してもらいました。思い出すのも辛いので勘弁してほしいということでしたが、仙台に来たからには「本校でも義援金を送付させてもらった。現在震災の情報はのど元過ぎれば熱さ忘れるではないが、確実に風化されつつある。教育者として本校の子供たちに伝えるためにも現状を案内してもらいたい」と無理を言って車で連れて行ってもらいました。
　海に近い仙台港周辺や石巻市、亘理町は瓦礫の山が未だにたくさんあり、津波のすさまじさを物語ると同時に、窓のない家や土台だけとなった家が無残な姿をさらしていました。仮設住宅もいたるところにありました。私の友人の一人も実家が全壊し、水道、電気が止まり大変つらい思いをしました。福島の南相馬市にも向かったのですが、途中で原発の放射能の関係で通行止めとなり戻ってきました。
　ゆっくりではありますが、沿岸沿いには活気のある商店街もいくつか見られ、確実に力強い息吹が感じられます。しかしまだまだ全面復興までは至っていません。
　先日の芽室町の成人式では、担任としてスピーチの機会がありましたので、普通に生きていることのありがたさ、親への感謝、大人としてのマナーを忘れずに活躍してほしいとの話をしてきました。

　本校でも昨年６月地震による火災の避難訓練を行いました。備えあれば憂いなしですので、ご家庭でも万が一に備えて様々な準備を行ってもらいたいと思います。
　

全道大会目指して

　冬期の練習になり、野球部も校内での練習になっています。今秋の中体連方面大会は見事優勝を果たしましたが、部員の目標は十勝大会優勝です。厳しい練習が展開されていますが、どの生徒の顔も真剣です。

吹奏楽の練習

　理科室では吹奏楽部がパート毎に練習をしていました。毎朝８時に集合し、自分達が使う校内を掃除してから練習を始めます。ただ勝てばいいという部活動ではなく、心も育てる立派な方針で部活動経営をしています。

冬季休業中の大会結果

　１月６日（金）に糠平源泉郷スキー場で行われた全十勝スキー大会は、本校から２名が出場し、いずれも全道大会に進出し、本日朝里川に向けて出発しました。大会での健闘を期待しています。
　１月７日（土）に行われた全道インドアテニス大会は、ダブルス１組が出場し、２回戦に進出しました。
　１月７日～９日まで行われた全道スケート大会は、３名が出場し、１人が１月下旬から長野のエムウエーブで行われる全国大会に出場を決めました。おめでとうございます。