サブPCの通称「suzukaze」。
メインPCは「忍」。
そんな名前だったかは置いといて・・。
最近気になっていたこと、それはパソコンから「異音」が時々すること。
でも起動時に鳴るだけで、5分もすれば落ち着くことから、そのままにしていました。
つまり詳しい原因を特定せず、放っておいたと言うことです。
いつもの「明日からがんばるぅ」です。
ところが昨日は、いつまで経っても泣き止まない。
駄目だ、機械室みたいな環境になっていて落ち着かない。
そこでしかたなく、点検しようということになりました。
私の中ではグラボのファンが問題かなと思っていたのですが、切り分けて原因の究明にあたったところ、グラボではないことに驚きました。
じゃあ、ケースファン?
こちらが原因でないことは、いちいち調べなくても分かり過ぎるくらいOK。
スピードファン(無料ソフト)の回転調整で、異音の大きさが変動するはずですから。
だとすると・・。
ああああああ・・・。
最悪だ。
電源だな。
アンテック電源クワトロ850W様の手術かよ。
蓋を開け、8cm角ファンのコネクタを外すと異音が停止しました。
もちろんこの作業中は電源コードを抜いて通電しない状態です。
ファンコネクタを外し、電源を投入して確認したという意味です。
交換する必要があるので、Amazonに8cmファン注文。
勿論、ボールベアリングの三洋製の高い奴でポチッと発注。
でも明日まで何とかメイプルもしたいと考え、ファンを解体することにしました。
メインPC、いつも占有されちゃっているから触れない悲しさ。
多分、私のなんだけどなんでだろー。
こちらのPCが壊れて新規でPCを組み立てた後、現在のメインPCがお古で私の手元に来るんだなと愚痴がこぼれました。
まぁ、それはいいとして。
ファン分解は初めてですが、ただの回転している羽根なんかどうってことないはず。
そう思って分解開始。
やっぱりそうか。
先ず、羽根が手で回しても分かるほど堅い。
これじゃあ回らないはずです。
ファンの裏側に軸があり、釣りのスピニングリールのような理論構造です。
シールを剥がすと原因が見えてきました。
何が駄目になったか不明ですが、茶色のドロッとした何かが軸とベアリングに付着状態です。
軸にベアリング止めとしてワッシャーのような形のリング止めがあり、ピンセットで外して、ベアリングを取り出しました。
ベアリングはファンの軸の通り道にあり、大体どこのベアリングも堅くなっていてるので、逆から傷つけないようにベアリング全体を押しだすようなもので、トントンと軽く叩くと簡単にはずれます。
ベアリングの交換作業をした経験のある人は、すぐ出来ます。
取り出されたベアリングは茶色くなっており、「パーツクリーナー」で洗浄して、シマノの高級グリススプレーでベアリングに注入。
洗浄は、何かの小さな瓶を私は使用しており、専ら釣りのリール用のベアリングの洗浄で使用しているものを流用しました。
蓋つきなので、軽く振るだけで汚れが簡単に取れます。
シマノのスプレーは、回転が異常なくらい良くなります。
ファンの内側、ファンの枠もパーツクリーナーを綿棒に染み込ませて掃除を行いました。
その後、元に戻すと、簡単に羽根が勢いよく手でも回りました。
復活したじゃないか・・。
やばい、Amazon発注したのどうしようか。
でも、ケチらずに交換することにしました。
良く考えたらこれを機にファンスピードをコントロールする仕様に変更し、電源内の温度を下げることに決めました。
分解掃除した以前の電源ファンですが、昨日から無音状態で正常に動作しています。
ファン交換費用の1,600円は、定期交換部品として諦め、これでまた3万前後の節約をしたことになったと喜んだ涼風さんでした。
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