びっくりするようなニュースが飛び込んできました。
羽田空港内に確認されているだけで犬が4匹侵入しているとのこと。
空港周囲は高さ3mのフェンスが張り巡らされ、赤外線センサーで完璧に防御されているとのこと。
空港は犬の侵入経路について調査している・・・。
完璧な防御?
そんな物は存在しません。
特に今回の騒動は意図的に誰かが動物で実験したか(テロ)、犬が本能的に入ったかということです。
テロについては置いときますが、犬が入った方法は簡単で、地面スレスレに張り巡らしたフェンスの下側を前足で穴を掘って中に入っただけです。
犬を自然に近い状態で飼っている人は分かります。
暑くなれば地面を掘って冷やしますし、今回のような場合は登るよりも堀って先に進みます。
空港警備の職員が広大な滑走路周辺を人目線で警戒している結果、フェンスの状態だけを目視したため見落としただけです。
防犯センサーへの過信と警備視点のズレが問題ですね。
車で走っての巡回だと見落とします。
草の背丈が邪魔して見えないはずです。
壁を作った先に「2重の壁」を作らないと、同様事案がまた発生します。
だいぶ昔の警備システムですから、地面から侵入という対策は出来ていないでしょう。
今回の一件で、テロ対策の大きな課題を広く露呈してしまいました。
熱線式のカメラ、物体認識等のセンサーで早急に対策して欲しいものです。
涼風の考えすぎかもしれませんが、今の羽田空港は、犬が入れるなら幼稚園児でも入れかもしれません。
更には、関係者が出入りするゲートから白昼堂々と侵入した可能性は「0」ではないかもしれません。
ここ数日間夏日で、警備関係者が冬服で更に暑くて、ぼーっとしてたり、風が強かったことで警戒心が薄れて目線が犬の高さまで入っていなかったかもしれませんね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます