他愛もないない、つまらない話題についてお話します。
最近、「ガラケー」って何と聞かれました。
インターネットの時代になっても目の前の人に“聞く”が一番早く情報を取り込める手段なのでしょうか。
便利屋さんじゃないのにって思うのですが、親切にその意味を答えてあげました。
先ずは、普通の言い方では「フィーチャー・フォン」という呼び方が一般的であること。
そして、「ガラケー」って呼び方の由来について説明しました。
「ガラ」は、ガラパゴス諸島の意味で、そこでしか生存していない固有種の宝庫であることことから、揶揄して若者の間で使われ出した言葉であること。
「ケー」は、当然のことながら携帯電話の意味であること。
つまり、「そんな携帯電話をいつまでも持っていることにびっくり」という隠語のようなものなのです。
それを知ったことで、なぜそう呼ぶのか失礼極まりないと憤慨し、気持ちが収まらない状態でした。
テレビ等のコマーシャルでも、「ガラケー」という言葉が普通に使われ、販売店でも失礼なのにそう呼んでいる店員さんまでいるのも事実です。
しかし、このガラケーは人気が未だにあり、スマホ全盛期においても支持されています。
そもそも携帯電話なんて日本には存在していなかったことを考えると、本当に必要なのかを考えることも大切なのかもしれません。
ポケットベルなんて死語となった今、常に誰かと連絡を取る手段として確かに便利なのですが、誰かとそんなに連絡が取れなかった時代は、どうやって連絡を上手に取っていたのでしょうか。
スマホはツィツターやフェイスブック等で世界中の人たちとコミュニケーションが図れ、自分たちの生活を豊かにしています。
ただその反面、一番身近な人とのコミュニケーションが阻害される一番の要因になっていることも見逃せない真実のひとつです。
私はスマホを持たなくても不便を感じません。
以前もお話しましたが、その“ガラケー”に私の欲しい情報がすべてあるからです。
もちろんパソコンと比較すると役不足ですが、不足するところは自分でカバーしますので不便を感じたことはなく、そうした理由から持たない主義を通しています。
持っている人からはLINEが出来ないから面倒と思われているのでしょうが、仕事やプライベートで趣味に没頭しているときは携帯には原則出ませんので、有る無しにかかわらず、それ以前の問題なのです。
経済評論家等の方が良使う言葉で、日本基準、世界基準という言葉があります。
これはISO(国際標準化機構)というシステムが日本で取り込まれたあたりから、使われだしたような記憶があります。
世界とはどこの国なのでしょうか?
日本が中心の基準があってもよさそうなのですが。
もちろん基準となっているものもありますが、日本基準が劣っているような伝わり方には違和感を覚えるときがあります。
ご存知のことを1つだけ例えると、JR等で使用されている「スイカ」があります。
これはICチップをカードに埋め込んだカードで、一般的にはICカードと呼ばれ、日本国中で使用されています。
市民カードから企業のIDカード、コンビニに至るまでそうです。
ただ、「市役所で使用されているICカード」と「JRで使用されているICカード」は、呼び方こそ同じですが、種類規格が異なります。
市役所等で使用されているものは国際規格のものです(アメリカが影にあるとはいいませんが)。
JRで使用されているものは、ソニー製のもので国際規格ではなく、日本規格です。
求める読み込み速度に対応できたのはソニー製のICカードだけだったそうです。
よってソニーのICカードだけが「スイカ」として活躍するに至っています。
記憶が確かであれば、台湾等の外国でも一部使用されているはずです。
もちろん、他の国でも使われているかもしれません。
なにせ信頼の日本製ですから。
ただ、このICカードの正式な呼び方は、「フェリカ」という名称です。
つまり、「スイカ」自体は日本の規格ですから、当然「ガラ」という位置づけになります。
呼ぶとしたら“ガラカー”とでも呼べばいいのでしょうか。
そんな「ガラ」でも世界的に決して劣ってないというお話でした。
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