そこにいるのは誰なのかということを考えさせられるような事件がありました。
内容は次の通りです。
「福岡県警小倉南署所轄管内で19日、北九州市小倉北区内の駐車場から乗用車を盗んだとして、同区の自称建設作業員の少年(16)を窃盗容疑で緊急逮捕した。
工藤会捜査のため他県警から派遣された捜査員ら約30台のパトカーが盗難車や逃げた少年を追跡し、身柄を確保したとのこと。
車にはその他に男子中学生4人が乗っていたが途中で車を乗り捨て、逃走するも間もなく警察官によって身柄を確保された。」
このような事件ですが、警察官が30台のパトカー等で追跡したこと。
結果として16歳の容疑者と中学生であること。
この事件に関しては、警察官が無駄なお金をかけて少年を追い回すなとの意見もありました。
さて、結果としては正しいとも言えることですが、私は真っ向から反論します。
警察官は決して無駄には追跡をしません。
すべて通信指令センターの指令に基づき組織として行動しています。
また、他県から応援が出ているほど、切迫した危険な状況に街があるのです。
少年が暴走を繰り返し、そのまま放置することによって死亡事故に繋がってしまいます。
それもなんの関係が無い一般の人が巻き込まれるのです。
事件はそのときには予測できないことから発生します。
小学生が人を殺さないと誰が決め付けるのですか。
私の先輩にあたる方から聞いた話ですが、少年を逮捕(補導)したときにポケットの中に全員“折りたたみ式ナイフ”を隠し持っていたそうです。
一度、何も切れないママの包丁ではなく、ステンレスナイフで結構ですからリンゴを切ってみてください。
どうなるかを。
本当に切れるものは包帯のような軽い布を天井から吊るして、それをヒラヒラさせてもそれを一刀両断します。
新聞紙をかなり厚くしても切れるナイフは豆腐を刺すように“すっと”差し込んでいきます。
週間漫画程度では問題なくその先に瞬時に到達します。
映画なんかで防御として使用していたかもしれませんが、ガセネタです。
また、厚みのある特殊鋼ナイフはアメ車の車体をも簡単に貫通します。
少年がその知識をもっていれば歯止めがかかるのでしょうが、知識が無いものがそれを使用すると大変なのです。
車は乗り物ですが、走る凶器でもあるのです。
今回の警戒活動の中、盲点のように少年を使って“バシリ”をさせたかどうか誰がわかるのですか。
自分のおかれた環境がすべての知識ではありません。
私は幼いときに黒い集団の方と隣人のような立ち位置にいたため、それがわかります。
でも、私は黒ではありませんのでご安心を。
昔話として聞いてください。
私が小学校4年生のときに既に“赤軍派”という、なんだか意味不明の組織が徘徊しており、その末端の人たちは中学生でした。
過去に登場した(みぃーちゃんシリーズ)先輩ではありません。彼らは暴力団と言う組織の人たちです。
親からとある林間学校への参加を勝手に申し込まれ、そこに行ったのはいいのですが、中にその関連組織の人が紛れ込んでおり、私をどう見込んだのか誘って来たという事実があります。
私は悟りました。
そう、誰かさんから鍛えられていたので目付きや動作が少年でなくなっているのだと。
誘いの内容はその集団に入らないかということでしたが、自分たちが山林で拳銃を撃って練習したことや、「その他」をやっていること。これを一緒にという内容でした。
私は笑ってこれを断りました。
どこにも属さないということで。
戦時中、少年兵がいたこと。
彼らはなんでそうしたか。
現在も“自分たちの正義”を信じてその行動をしているという事実。
私は近所を自転車でなくバイクで走っている、みぃーちゃんに何が一般かを麻痺させられていたので、聞いても動ずることはありませんでした。
また、銃も近所のおじちゃんと狩に行ったこともあるので、もちろん撃ってはいないものの、すぐ後ろで見ていたので身近なものでした。
このおじちゃんの家には鷹がいて、鷹に餌をあげるのですが、“何”を鷹が一番好むのか。
答えは生きたスズメのあかちゃんです。
ニワトリなんかも生きたものを自分で殺して食べるのが普通だと思っていました。
ニワトリはナイフで首を一気に切って血を抜きます。
殺さずに逆さまにしてぶら下げて抜くのです。
その後、羽を熱湯で抜いていきます。後は捌くだけですが・・・。
私は3歳からやっていましたので、今の親たちがそれを見たら気絶するかもしれませんね。
これは私の過去の消え去るべきこととして封印していましたが、あえて紹介しました。
言いたいのは何が危険かを知っている人はそれを実行するということだけです。
これは黒でも白でも共通の行動原理です。
警察官は国民の安全を守ることが職責なのですから、それを実行しただけです。
私がその立場だったら迷わずそうします。
“危険とは結果を以って知るべきではなく、瞬時にしてその危険の大きさを予測することです。”
危険は見えないだけで、いつもあなたの隣にいるということを知るべきです。
なんてね。
昔話は本当のことのように聞こえて怖かったですか?
ふふっ。
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