基準値の改正が、来年4月頃から施行される見込みとのニュースを今週知った。
国際的基準に近づくことは、子供達の将来を考えると評価できる。
しかしながら、「暫定」基準について、一部の有識者は安全と唱えていた。
暫定というものは、少し高めの安全性を求め、国際的基準を参考にすべきところ・・・。
あの残念な数値であったし、今もその数値のまま我々の食卓に届いています。
改正までの間は、自己責任で危険回避するしか方法はないようです。
発表された、基準値改正の理由はなんだったのでしょうか?
理由は明確です。
国民の体内に放射性物質が蓄積していたのです。
有識者の説明以上、想像以上に・・・。
そして、福島原発爆発事故の後に外に居た市民は、その時間と場所に応じて外部被曝しているのです。
いつものことながら、その言葉を信じた国民は残念に思ったことでしょう。
基準となる数値は次の通り。
セシウムの新規制値、一般食品は100ベクレル
食品中の放射性セシウムの新たな規制値を検討してきた厚生労働省は22日、薬事・食品衛生審議会で正式に数値などを提示し、了承されたそうです。
一般からの意見を募り、文部科学省の放射線審議会の答申を受けるなどの手続きを経た後、食品衛生法に基づく規格に定められる。原則として来年4月から、輸入品を含め国内で流通する全ての食品に適用される見通しです。
食品を4区分して定められた新規制値は、粉ミルクなどの「乳児用食品」と「牛乳」が1キロ・グラムあたり50ベクレル、水道水やペットボトル入りのお茶などの「飲料水」が同10ベクレル、それ以外の「一般食品」が同100ベクレル。
新規制値は、一般国民が年間に食品から摂取する許容線量を1ミリ・シーベルトと定め、標準的な食品の食べ方から年代や性別ごとに試算。食べる量などから、もっとも厳しい数値が必要になった「13~18歳の男性」を基準とし、一般食品は100ベクレルとした。大人より放射線の影響を強く受けるとされる乳児や子供に配慮し、乳児用食品と牛乳は一般食品の半分とした。飲料水は全年代が必要とし、料理にも使うためとりわけ厳格にしたとのこと。
一般からの意見を募り、文部科学省の放射線審議会の答申を受けるなどの手続きを経た後、食品衛生法に基づく規格に定められる。原則として来年4月から、輸入品を含め国内で流通する全ての食品に適用される見通しです。
食品を4区分して定められた新規制値は、粉ミルクなどの「乳児用食品」と「牛乳」が1キロ・グラムあたり50ベクレル、水道水やペットボトル入りのお茶などの「飲料水」が同10ベクレル、それ以外の「一般食品」が同100ベクレル。
新規制値は、一般国民が年間に食品から摂取する許容線量を1ミリ・シーベルトと定め、標準的な食品の食べ方から年代や性別ごとに試算。食べる量などから、もっとも厳しい数値が必要になった「13~18歳の男性」を基準とし、一般食品は100ベクレルとした。大人より放射線の影響を強く受けるとされる乳児や子供に配慮し、乳児用食品と牛乳は一般食品の半分とした。飲料水は全年代が必要とし、料理にも使うためとりわけ厳格にしたとのこと。
何を今更ですが・・・。
このままでは本当にまずいと、政府が重い腰を上げた結果といえます。
原発事故終息まで政府、東電が当初何年で達成と最初に言ったかは忘れますが、その後の計画発表は夢を見るなと言わんばかりの過酷な説明であったと言えます。
ロシアでの事故を知るものは、そんなことは本当の夢であると最初から知っていたのですが・・・。
あの子たちの後を追うような生活環境は、即刻回避させてあげてほしい。
継続して放射性物質が降り続けている現状なのですから・・・。
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