固定式オービスが老朽化、設置場所が固定化(どこにあるのか)されている、オービスが高所なので作業が困難である等を理由に、オービスが機能していないものまでありました。
これらの問題を改善すべくオービスを小型化し、生活道路等に設置をし、11月4日以降2ヶ月間にわたり設置効果の検証をするという発表がありました。
ここからニュース記事になります。
『スピード違反の取り締まり場所が固定化するのを避けるため、警察庁は、移動可能な自動取り締まり装置の導入に向け、来週から、効果を検証するための実験を始める。
スピード違反の取り締まりのあり方をめぐっては、去年、警察庁の有識者懇談会が取り締まり場所の固定化などの問題点を指摘し、警察庁は、新たな自動取り締まり装置の導入を検討してきた。
導入が予定されているのは、移動式の速度違反自動取り締まり装置、いわゆるオービスで、最もコンパクトなタイプは高さ1メートルほど。
わずかなスペースがあれば設置できるため、生活道路などでも速度違反の取り締まりができるという。』
これって北海道の厳冬期には絶対に設置することはなさそうですね。
一晩で雪に埋もれることもありそうですから。
その反面、埼玉県内については川口警察署管内には既に実験で設置されていたという不確かですが、その情報が夏前からありました。
おそらく、11月4日からのテストだったのかもしれません。
これらの情報が既にあったので、今更という感じがします。
また、これまでワンボックスに積んで測定なんてことも知られていましたので、驚かない方もいるのではないでしょうか。
個人的な考えですが、主要幹線道路よりも生活道路の取締りが本当の目的であり、時速30km以下のところを50km以上で通過しても20km以上のオーバーとなりますから交通安全の大義名分を盾に商売繁盛間違いなしです(警察官の皆様、大変失礼しました)。
小型化オービスの開発費用、可搬するためのワンボックス等の車両も必要になり、なにより人員の増加も必要になるでしょうから、有識者“懇談会(会議)”においては予算計上から年間の“売り上げ”が試算されたものがベースになっているはずです。
何れにしても死亡事故“0”を目指すひとつの手段ですから喜ばしいことです。
自転車に抜かれることは必至ですが、国庫に自分の血と汗の結晶(お給料)を寄付することがないように“安全運転”に心がけましょう。
ちなみに埼玉県での効果が認められると、全国展開について検討がはじまります。
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