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もううんざり情報操作?

2014年08月25日 | 放射能汚染

大地震によって福島県の原発事故が大問題となり、復興の大きな妨げになっていることはすべての国民が知っていることです。

 

放射能の食物への汚染に付いて先般ブログで問題として取り上げたばかりですが、今回も何事も無かったようにさらっとニュースで発表されたことがあります。

 

ここからはニュース記事の内容になるのですが、コピペと騒がれるので少しだけアレンジします。

 

震災当時に18歳以下だった県民の子供を対象として甲状腺検査を継続しているそうです。

 

結果として甲状腺がんやその疑いがあると診断された人が6月末までの時点において104人と発表されました。

 

原発の周辺13市町村から沿岸部~中部に分け、地域別の診断率も明らかにされました。

 

結果として地域差はみられなかったとしております。

 

地域差がみられなかった=安全ということを言いたいような気がしてなりません。

 

福島県として有識者を集めた「県民健康調査」検討委員会において、県内をほぼ一巡した調査結果を示したそうです。


県医師会の常任理事である星北斗(座長)によると終了後の会見では、「甲状腺がんなどの診断率に地域差がない」ことを踏まえ、事故との因果関係は考えにくいとし、これまでと同様の見解を示しました。

 

しかしながら「詳細な分析が必要」とも述べ、被ばく量との因果関係を今後詳しく調べるといっております。


 

甲状腺がんやその他の疑いがある104人ですが、甲状腺がんと確定されたのは、3月末時点と比較して7人増の57人。

1人は幸いにも良性だったとしています。

 

甲状腺がんやその疑いとされた子どもについての割合を、13市町村から沿岸部~中部とも10万人当たり35人前後。

 

原発からもっとも遠い会津地方(山通り)は27.7人と低いものの、検査を担当した県立医大は「検査が完了した人の割合が他地域に比べて低いため」と興味深い説明をしているという重要なコメントをしています。


 

一巡目の検査については対象者約36万8000人に対し、受診者は約29万6000人。受診率は80.5%というニュース記事内容(内容をアレンジしてます)なのですが、大人はどうなのか、当時外に出ていた人はどうなのか、その辺は触れていません。

 

残りの約2割はどうなってしまったのかについても明かされておりません。

 

チェルノブイリでの報告によると、一般に小児の甲状腺がんの発生は100万人当たり1~3人といわれていることが発表されており、福島県の何処が正常なのかという疑問が残ります(他県も含めて発生率が増加していることに不安を感じます)。

 

福島県民を悪く言っていません。こんないいところを台無しにされたことに個人的に憤りを感じているのです。

 

こんな記事でチャラにしようとしている国と東電について特に無責任に感じているのです。

 

ニュース記事によっては、ほらっやっぱり大丈夫。

 

すぐに全員戻すべきであるとの意見もあり、どこかの回し者ではないか?

 

書いた記者は頭がいかれているんじゃないかと感じます(失礼ですが)。

 

大好きな釣りが放射能汚染で制限されているんだから、それらを食す人間に被害が及ぶ危険が“0”ですか?

 

食物が制限されているのに人間は大丈夫って意味が分かりません。

 

原発の水問題で海が大問題になっているところに帰還せよってことも理解に苦しみます。

 

過去10年における甲状腺がん発生率について是非触れて欲しいものです。

 

特に青森県、長崎県、山梨県等と比較してとのことにしてますが同じ検査方式なのでしょうか。

 

放射性物質は爆発とともに日本広域に散っており、これは程度の問題で全く“0”ありません。

 

当初関東でも騒がれたり、こんなに離れた場所でもこんな数値が出ていると言うことに対して“ホットスポット”として問題視されました。

 

日本人の良いところに過去を振り返らないという、本当にある意味私も含めて都合良くコントロールされている(欠点)ところが仇となっているのは間違いなさそうです。

 

せめて隣国のように執着する癖があれば良いのですが。

 

しかしです。

 

誰がどう言おうと爆発によって散らばった“物質”により国民は怯え、これらを処理する処分場探しで全国をたらい回にされているのは何がとっても安全(危険)だからでしょうか?

 

関東でもゴミの焼却場(汚泥)から“何”が計測されて大問題になっているのか。

 

無色無臭だからこそ、それをしっかりと公表しないと危険だと私は感じます。

 

危険と言う言葉が危なくて、安全と言う言葉が安心とアピールしているかのように感じます。

 

放射能が漏れそうなのでもなく、少し漏れたのでもなく、かなり漏れたのですよね。

 

それに対する国家責任なのです。

 

起きてしまったものは元に戻らなくても、その事象に対する結果と安全対策については、先ずは一人の人間としての責任があるのではないでしょうか。

 

検査した医師も“興味深いこと”をしっかり言っているじゃありませんか。

 

この手の頭のいい人はコメントをした時に必ず何らかの“シグナル”を発信しますから聞き漏らさないようにしましょう。



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