最近になって思うんですけどね
我々の食生活の中で結構な勢いで虐げられている食材があるんですよ
何かって?
それは海老!
エビです!
下手すると、甘海老と少し大きめのエビが何種類か程度って感じの存在なんですよね
エビ…
今現在、地球上の海老が何種類かは不明ですが、確か3000種類ほど発見されており、食すのは150種類程度だったかと認識しています。
回転寿司の海老
スーパーで見かける甘海老、ブラックタイガー
高いおせち料理では車海老、伊勢海老等
このエビたちが虐げられている?
どこが?
皆さんは海老を食べたとき、ぷりっとした食感、甘み、旨味を感じてますか?
あまり感じていないのではないでしょうか?
そして極めつけは海老の天ぷら
ころもの大きさに期待して、ガブッと噛んで…
何?
このスカスカ感、ころもを食べてるの?
ころもから中身の海老を出せば、アスパラガスのように痩せ細ったエビ
ファミレスでは完全にハンバーグステーキの脇役です
食べても美味しくない!
それが今の海老
何を食べようが人の勝手なのですが、是非、機会があったら、美味しい海老を食べて欲しい
活きた車海老は小さくても濃厚な出汁が出るし
大きな車海老は食感、甘みがあります
しっかりと管理されている海老は、冷凍でも冷凍方法が異なるため解凍しても美味しい!
そして、海老それぞれの旨味があります
但し、この海老には規格があり1キロで何尾入っているかなんて仕様になっておりますから、利益を求めると数が多いことが優先されますよね…
そうすると小さめの規格、安い種の海老、これで十分となり、わたしたちの食卓には、そんなエビしか出回らなくなるんでしょうね
叩いてのばすエビ…
そのエビがすべて駄目なのではなく、購入時には、もう選択肢が私たちに無い状態を嘆いている訳です
そうした選択肢の海老に対する誤った理解をすることで、海老は美味しくない、他のにしようとなる…
人知れず、美味しいのは高級店にだけ流れ、海老は高級食材の立ち位置になって行く
マグロもそう…
食感、旨味がない水っぽい刺し身
魚離れになりますよね……
美味しくないから
小さな伊勢海老が1,000円〜、マキ(車海老の子供でも車海老として私たちが認識している程度の大きさ)が6匹〜10匹で1,000円…
※活きているやつです
もし、こんな値段で市場に出回れば、月に一度でも贅沢しようかな…となるのでしょうか?
その結果、みんながあの美味しいエビを食べる為、仕事をもっと頑張らろうとかなると、食に対する楽しみ方も変わるのかもしれません
スーパー行っても、殆どのスーパーは刺し身が主力なのですが
その中身がどうのとかは言えませんけど…
そして干物、生魚は殆ど手付かず状態
あっちのお肉コーナーは賑わっているのに、お魚コーナーは閑散としている
その閑散とした中でも、エビがしょんぼりと凍っている姿は、私の知っている冷凍エビではないんですよね…
ワンフローズンまでは良いけど…
いや、何回溶けた君たち?
エビが虐げられている、、、
鮮度が落ちて、旨味が溶け出して…
良いのがあっても、何をするとあの値段になるのやら高い…
海老がスルーされる食文化には、なって欲しくないな。
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