
今回のキャンプでは反省ばかり…
その中の一つがペグ問題
自宅でテント、タープの必要分と予備を考慮して持参したはずでした。
ペグの一番長いもので40cmタイプ、短くても20cmとしました。
因みに、鍛造タイプの長い物を力の掛かる場所に、グランドシートはアルミの短い物としました。
その理由は、ここのキャンプ場では通用すると決め込んでいたこと、そして、今週手に入れた信州のペグに期待していた事などもあってのことでした。
ところが現実は難しく
先ず、この雨で地盤が相当緩んでいたこと、そして結構な確率で指定されたサイトは石が潜り込んでいる様子であったこと。
柔らかい場所はペグを手で押し込める=ペグとして機能していない(グランドシート等の風に関係ないものを除く)。
緩いところはそんな感じなので、当初予定していたティピ型テントの周囲に使用するペグは30cmに変更することに。
張り綱のペグも念の為、鍛造タイプの20cmとし、力の掛かる場所は予定通りに最大の物を使用することにしました。
しかし辺り一体が緩い感じなので、ダブルペグを使用する場所も一部ありました。
そう思えば硬い場所は、地面下に石が入り込んでいる様子で、一般的に売られているペグハンマーでは太刀打ち出来ず、「時短用」で買ってみた「職人用ハンマー(重い)」が良い仕事をしてくれたのは予想外でした。
このハンマーだと打ち砕いて入り込む感じで、明日の撤収で抜けない不安がよぎる程でした。
鍛造ペグは良い仕事をしてくれるのですが、期待に反して信州ペグは緩い場所では支えきれず、抜けてしまいました(飛び抜け)。
鍛造ペグは若干長い物を使用したからなのか、完全に地面に食い込み、ビクともしませんでした。
何より翌日のペグ抜きで(予想はしてましたが…)、抜き辛いことに。
これを考慮して小型スコップを持ち込み、テコの原理の用に地面を浮かせてから抜きました。
まぁ、硬すぎた場所のペグ抜きは全てスコップが活躍してくれたので、軍用スコップバンザイでしたね。
抜くのが大変ではあるものの、大型のテントやタープには「安全・安心」を優先し、鍛造タイプの長いペグを使用するのが良いかと感じました。
※信州ペグも地盤が硬い場所では、タープをしっかりと支えていました。
しかしながら、風が強めで雨天なら迷わず50cmタイプのを私は使います。
フリーサイトなら、硬めの場所を探ればペグは短めでも大丈夫なんでしょうけどね。
驚いたのは、キャンパー御用達の「あのハンマー」が役に立たないこと。
職人ハンマーが最強なことを勉強できました。
ペグ抜きも地面が緩かったり、柔らかめであったりすれば、あのハンマーの片側に付いているペグ抜きが便利なのですが、地面が硬い場合は、打ち込んでいる鍛造ペグのペグ穴にペグを入れてグリグリさせて抜くので、ペグ抜きはペグで抜いた方が問題が無いようです。
※この手法が使えないのが信州ペグ
形状から左右にグリグリと回せないのです。
L形なので上に引き抜くことしか出来ない。
結論
地盤が緩いサイトではペグは長く
地盤が硬いサイトは鍛造ペグと職人ハンマー
ペグ角度は、気持ち斜めにする程度がベスト
※雨天で地盤が緩んでいた場合
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