仕事も終わり、給油のために車で行き付けのガソリンスタンドに向かっていました。
いつものコンビニがある交差点を右折し、一本の長い直線に入った時に私の目に飛び込んできた1羽の鳥がいました。
私の目が違和感を私に伝えているのです。
ここは・・・、意外と都会で、この鳥は何かと・・。
そうだ!! 「彼は鬼ヶ島に行く途中なんだ」って思っても・・・変です。
だから無視、無視しましょうと・・・考えるも気になります。
でも、ほんの一瞬でしたがその鳥の全体を見た時に唖然としました。
それは「雄の雉」だったのです。
雉はつがいで行動すると聞いており、近くには雌の雉がいたと考えられます。
私の脳裏には3つのことが浮かびました。
1つ目は、フライフィッシングのマテリアル(羽根)が目の前にあること。
2つ目は、狸や鷹に殺されるのではないかということ。
3つ目は、雉もコンビニに立ち寄って「きびだんご」を買ったのかな・・・。
※3つ目は無視してください。
幼少期に追いかけたターゲットに、まさかこの場所でご対面できるとは思いませんでした。
だからこそ、瞬時に頬の色と尾の長さと全体のシルエットで「雉」とわかったんだと思いました。
多分、知らない人は変な色の「鶏」が、うろうろしている程度にしか感じないことを考えると、雉さんも長生きできそうです。
すくなくとも誰にも捕らえられず、成鳥になるまで生きながらえているという事実が目の前にあるのですから。
最近、高速道路の拡張とともに様々な動物や鳥達が都会に住み着いていることを考えると、生態系は確実に崩れている感じがします。
酸性雨によって山の様子が変化して、食物が不足していることも以前から懸念する声が聞こえていました。
新潟では熊の出没がニュースになっていますが、山間にいけば熊が民家の側を犬猫のように散歩していたり、寝そべっている光景があることを多くの人は知りません。
つまり、人里に熊等の本来姿を表さない動物が降りてくるということは、ある意味、私達人間への自然からの“警鐘”といえるのかもしれませんね。
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