オレンジーナは独特な風味があり、個人的には好きです。
残念なことに、レモン風味が既に発売されていることを今日まで私は知りませんでした。
知ったのは、コンビニに立ち寄ったときでした。
(後でCMよく見たらオレンジではなく、レモンになっていました。)
色の違うボトルがあり、レモン味が出たのかという程度で、興味本位で購入してみました。
独特の風味は、オレンジーナから引き継いでいるのは間違いなく、レモンジーナも私は好きな味です。
ただ、「甘い、喉越し、清涼感」だけ求めている人には、少し物足りなさがあるのかもしれません。
必要以上に甘くなく、炭酸もコーラほどでなく、喉越しも良いとはいえないかもしれません。
ひとつ気にになったのは、コンビニの張り紙でした。
「大人気のために入荷が遅れており、ご迷惑をお掛けしておりましたが十分に入荷しました」というものです。
自宅に帰ってからネット検索した結果、広告代理店とサントリーの戦略のようにも見えましたが、そこまでしなくとも大人には支持される味だと私は思います。
“土”のような味がするとか、ネットのカリスマが酷評で55点の評価を付けたとか、私にはどうでもよいことです。
それは次にまた買おうという、私の購買意欲があるからです。
大体、彼らは土を食べたことがあるんですかね。
土といっても種類が沢山あるんですけど。
幼少期に“ちゃんとお食べ”と言われた「おままごと」で、私と同様に少しでも土を舐めてたら文句を言いませんが、その可能性は低そうです。
土とは異なる“味”ですから。
都市部の水道水を臭いと思わない人が、土臭いなんてどうかしています。
元々、このレモンジーナは、果実の皮の成分をだけを取り除いたピールエキス成分で作られ、レモン果実本来の「味」をユーザーに提供しています。
その“味”を“土”と感じたのでしょうが、それは初めてコカ・コーラを飲んだ時に「薬の味」と表現したことと等しいものです。
苦言を呈しますが、年齢から食生活の懐の広さは感じられず、何を基準として55点としたのか不可思議です。
そして、コカ・コーラ・ライフを100点と評価したことが理解に苦しみます。
ライフは砂糖と植物由来の甘味料を使用して甘みを表現しています。
ステビアの癖のある甘みを美味いと感じるならば、レモンジーナの甘さはごく自然なもの。
カロリーオフとして健康管理上、コカ・コーラを沢山飲めない人向けに開発されたものであり、いつものコカ・コーラに近い味を作りあげたかったのがライフだと感じます。
飲んだ人は素直に比較すると、やっぱり、あのコカ・コーラが甘くて美味しいということになります。
そもそもコカ系と柑橘系の飲料を比較しても、どうにもならない気がします。
それは日本酒とスコッチウィスキーを比較して、こっちが美味い、何点と評価している時点で食生活の懐の低さを感じます。
「自分の口には合わない」という表現だけにすべきかなと感じます。
同じ種類の飲料でも、冷やして飲む、常温で飲む、氷を入れて飲む、ペットボトルからグラスに入れて飲む等で飲んだ印象が変わります。
中身は一緒なのに舌の感覚により、そう感じます。
私はサントリー、コカ・コーラとは無関係ですが、どちらも飲みたいときに飲んでます。
レモンジーナはレモンジーナとして飲み、コカ・コーラはコカ・コーラとして飲めばいい、これが私の言いたいことです。
最近の食品は、人間の味覚等から科学的に研究されて発売されています。
このことの意味を理解する必要があります。
ここからはサントリーの開発に関わる記事になります。
サントリー食品インターナショナル(株)は、「オランジーナ」ブランドの新しいラインナップとして「レモンジーナ」を3月31日(火)から全国で発売します。
「オランジーナ」は、1936年にフランスで誕生して以来、長年愛され続けている果汁入り炭酸飲料です。日本では、2012年に発売し、その爽やかなオレンジの味わいとオレンジピールエキス由来の自然な苦味でご好評いただいており、2014年の販売数量は、対前年比106%と発売以来成長を続けています。
今回、当社のグループ会社 Orangina Schweppes Group(以下、オランジーナ社)と共同開発した、果実のおいしさが体感できる新感覚の果汁入り炭酸飲料「レモンジーナ」を、世界で初めて発売します。新たなフレーバー展開商品の投入により、「オランジーナ」ブランドの魅力をより多くのお客様に伝えていきます。
中味の特長
オランジーナ社とアイデアを出し合う中で、フランスでなじみのあるレモン飲料「シトロネード※」に着目し、その味わいを参考に開発。 日本から当社の中味研究者が2年以上にわたり現地に駐在し、長年培った技術力を持つ現地スタッフとともに、日本人の味覚にも合う独自のレモンピールエキスを開発しました。 柑橘果汁飲料を知りつくしたオランジーナ社の知見を活かし、レモンの皮に含まれている苦味成分を取り除き、香り豊かな成分のみを抽出することに成功。
この独自のピールエキスを使うことで、レモン果実本来の香りを引き出しました。
また、レモン以外にも、グレープフルーツやオレンジをブレンドすることで、果実をまるごと食べたような奥深い味わいを実現しました。
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※ | シトロネードとは、レモンを使った飲料。週末や真夏にリフレッシュのために、家族みんなで家のガーデンで飲む“家庭の味”としてフランス人に親しまれています。 |
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