涼風やさしく

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これは美味しい 秋田の佃煮

2013年12月22日 | 佃煮

毎年各地から取り寄せている、美味しい食品があります。

 

今日は、そのひとつをご紹介します。

 

この類の商品を紹介すると自分が頼めなくなると困るので、食品や飲食店関連を紹介することが少なかったと思います。

 

なにより、行動パターンが知られるとまずいこともあるので・・。

 

でもスーパー等で高いものを買っても、この商品(味等)ってこんなものなのかなぁ?と、その味と素材を決め付けられるのもどうかなぁと考え、本場のひとつ“秋田県の佃煮”についてご紹介します。

 

私たちは普段、〇〇県の〇〇という食べ物が特産であるという認識を一般的にします。


それは正解でもありますが、間違いでもあります。

 

地図でみればわかりますが、この佃煮を特産としている場所は一定の地域に限られています。

 

つまり、秋田に住んでいる人であっても、ここの地域の商品を普段から口にしている訳ではないのです。

 

お米も秋田県という地名は同一であるものの、種類と味が異なり、同一の種類でも味が多少違うのです(品種が同じでも味は地域と人で変わってしまいます)。

 

これは薄利多売を信条として展開している、大手スーパーマーケット側の流通に問題があるような気がします。

 

味を伝えることよりも儲けを優先すると、商品の味を“まずい”と感じた場合、お客様は、次回また買うことが無くなります。

結果的に市場には、本当に質の良いものが流れなくなってしまう恐れがあります。

 

いつもの長文はこのくらいにして本題に戻ります。

 

 

はじめに、秋田県の地図から見た場合、佃煮がどの辺りで作られているかを説明します。

 

下記の秋田県地図を見ると、左側に鼻のように伸びているところが、「なまはげ」で有名な男鹿半島になります。

 

そこから右側に、こんどは目のように楕円状に輪がありますが、ここが「八郎潟」と干拓地になります。

 

よく見ると“なまはげ”さんが大声を上げているような形が秋田県です。


この目の周りにワカサギが生息しています(目の下が一番獲れるところ)。

 

 

 

こちらでは全体がよく分かると思います。

 

 

ワカサギ等の佃煮の原料は、各店舗のすぐ近く(目の前ほど)の八郎潟(八郎湖)というところで獲れます。

ここは元々、汽水湖で琵琶湖に次ぐ日本で2番目に大きな湖でした。

 

全国から農業従事者を募集して、その広大な土地(一人あたり20ヘクタール)を確保するために干拓事業が行われ、その結果、湖の大半を失ってしまいました。

地図上では干拓した周囲を取り巻く用水路のようにしか見えないのですが、それでも荒れた日は海のような光景を感じる時もあります。

 

しかし干拓されても自然豊かなこの湖は、現在でも青森県の次にワカサギの漁獲量があり、全国第二位となっています。

驚くのは、あの広大な茨城県の霞ヶ浦を押さえていること。

 

この八郎潟が、いかに栄養豊富な湖であるかを物語っており、だからこそ美味しいし、是非、食べて欲しいのです。

 

干拓したことによって湖の面積は減少しましたが、逆に広大な平野となっており、秋田の雄大な景観を味わうことが出来る場所です(ツーリングには最高の場所です)。

こんな風景は北海道に出かけても、なかなか見ることが出来ません。


秋田は、いいなぁと実感できます。


是非、秋田県を自分の目で一度実感して下さい。


ここからすぐ先に男鹿半島があり、日本海の雄大さを実感でき、海産物も安くて美味しいです。

夏に岩牡蠣を食べると、他では味わえないほどの美味しさを堪能することが出来ますよ。

日本酒も米どころで水に力があるので美酒が揃っています。 

 

八郎湖の恵みを受けてワカサギは大きく育ちます。

 

 

この八郎湖ですが、現在は汽水域が減少して淡水化が著しいようですが、男鹿半島側では門の開閉等で海水が入ってると思います。

つまり、海側と山側の水質は同じ湖でも全く異なります(残念なことに現在は完全に閉門しているようで、海水はほぼ薄れています)。

 

 

記憶違いでなければ、ここで“サヨリ”が群遊しているのを見たことがありました。

 

八郎湖には伝説が残っています。

人から龍へと姿を変えられた八郎太郎という名前の龍が、放浪の末に棲家として選んことによって「八郎潟」といわれている由来があるようです。

 

ただし伝説においても、今や八郎太郎はこの湖には滅多に戻らないとされているとのことです(伝説の誰かさんみたいですが・・・)。

 

紹介させて頂く佃煮の各種店舗は銀行振り込みだけでなく、商品到着後、年明けに郵便局で振り込みが可能なので、年末にあわてて銀行に駆け込む必要もありません。

 

とくに年末でなくても到着後に可能ということだけです。

 

この対応にも秋田県人の心の暖かさを感じますね。

 

そして、ネットに書かれていなくても“秋田の人は”丁寧に対応してくれます。

 

また、予算に合わせて自由に詰め合わせてくれますから、3,000円位の予算で組み合わせ(何と何と何・・みたいにすること)でもOKです(別途どちらも送料だけはかかります)。

 

何年か前は3,000円セットだと多分一番大きい箱詰めだったのですが、原油高騰や人件費等で多少小さくなってしまったのは残念に思います。

 

楽天とかネットショップに出店してても周りに左右されず、秋田の味に対する意地と心意気を見せて欲しかったと個人的に感じています



毎年、佃煮の価格が高騰しています。

企業努力で毎年高騰するのだけは、何とかして欲しいと思います。

 

 

 

八郎湖周辺の各店舗は、どれも時代に流されず、真心の味で勝負できる確かな佃煮店になります。

変えていいものと変えてはいけないものをしっかり引き継いでいる限り私は支持します。


その中に一押しなのが「佐藤徳太郎」さんです。

 

ここの佃煮は安定した味です。

スーパーで売っているのものよりも、味が格段に違います。


私の「佃煮に関する」ブログ記事中、なぜか「削除」された部分がありました。


そんなことから、徳太郎さんだけ紹介します。


佐藤徳太郎商店

https://www.shop-tokutaro.jp/

※画像は徳太郎さんのホームページから引用しております。


※佐藤商店とは違います。ホームページは、徳太郎として紹介されています。

安くて美味しい佃煮は、『徳太郎』で決まり!!


 





「いかあられ」

一度は食べてみて欲しい味

おつまみに最適です。

ノシイカの佃煮だと思ってください。

噛めば噛むほど美味しさが口の中に広がります。




「極上しらうお」

通常の「しらうお」よりも食べやすくなっています。

更に小さいので噛みやすく、小さな子供でも食べれます。

これは絶対に外せないですね。




「子持ちワカサギ」

画像では判りにくいのですが、大きいです。

これ、シシャモですか?

みんなそう言いますね。

ワカサギの卵が入った珍しいものです。

味もよく、いつも頼んでいます。


「しじみ」

なんだ「しじみ」かよ。

そう思わないでください。

生姜の味が効いた、柔らかな佃煮です。


「くるみ甘露」

画像はありませんが、隠れた一品。

そして味も逸品!!

くるみ甘露で注文してね。

特にくるみ甘露は、この徳太郎がお勧めです。


佃煮で検索すると、「佐藤商店」という同じ市町村で見つかりますが、「佐藤徳太郎」が絶対にお勧めです。


「涼風」は、徳太郎さんに素性をお知らせしていません。

よって徳太郎さんとは、特別な関係ではありません。


勧める理由は、同じ味で『価格が安い』ということです。



また、他のお店で買う場合は、秋田県の潟上市であるか?

これがポイントです。


秋田の佃煮は、味が全て同じではありません。

迷ったら潟上市。

黙って、「徳太郎」で良いかと思います。



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