キャンプでコーヒー!
皆でコーヒー!
珈琲、coffee…
そんなにコーヒー飲みたいのかよ?
コーヒーを普段飲まない人までキャンプでは絶対にコーヒーだと言う…
コーヒーは最強なのかい?
日本人だったら緑茶なんだろ?
でも珈琲なんだとさ。
珈琲って何の植物か知らなくても、飲めばわかるさ、その深みとコクがだと語る人たち…
選択肢に無かったのに…先週Amazonをポチッた私。
そんなに凄いのなら、中途半端な道具を揃えてやるべと…老舗のドリッパー、コーヒーポット、サーバー、真空保管容器、豆を挽くやつを買ってしまったのです。
値段が値段なので少しだけ調べたら…ステンレス臭がなんちゃら、ドリッパーで味がどうのとか、凝りすぎじゃないのか?
しかし…その説明に誘導された私は既に「お母さん助けて詐欺」の被害者も同然。
やっぱり珈琲はハリオかカリタの銅製だよねと…諭吉様が止めれと言っているのを無視して…
でも百聞は一見に如かず。
目からウロコ。
何だよ…
なんでこんなに味とコクが変わる?
あれだ…お米の焚き方と同じだ!
米の品種、格付け、保存方法、精米してからの日数、炊飯方法…
調べれば調べるほど、初めて知ることばかり。
本当の珈琲を知ってるようで知らなかったのかも。
今は喫茶店もチェーン店ばかりで、利益率重視が多い気がするから、どんどん私の中で珈琲から離れたんだと理解。
そうだ!
幼い頃、喫茶店の前を通ると何とも言い難い、珈琲の香りが私の鼻元を心地良くくすぐり、大人になったら来なさいと言われてたような気がする。
あの香りは今では数少ない…
それをキャンプで具現化、それも自分で出来るだなんて!
贅沢な時間とご褒美。
最高等級の生豆を何回もピッキングして焙煎する店を探し当て、そして無駄だと言ったこの銅製の珈琲道具を目の前にして…
昨日、自宅で淹れたら…
素直に美味い。
缶コーヒーって何なの…あのチェーン店は何なんだよ…
分かったよ…今回もキャンプの不思議じゃなくて、お前が無知なだけだったんだね。
キャンプを通して珈琲マスターになるよ!
因みに生豆をキャンプ場に持参して、そこで焙煎し、挽いて飲む!
これはこれでアリですが、私は止めときます。
なぜなら、焙煎したては炭酸ガスが落ち着かず、挽いても膨張して香り高い珈琲にはならないそうです。
色々な意見があるようですが、煎ってから3日以上空け、その後は二週間から三週間内で消費するのが良いと理解しました。勿論、焙煎した豆はその都度、ドリップする直前に挽きます。
この瞬間も香りに癒やされますよ。
なぜキャンプ場で珈琲を飲むのか?
その不思議な行為は、ただ単純に贅沢なひと時、その芳醇な香り、そして美味しさを独り占め、または、みんなで共感するために飲むというものでした。
外の珈琲は味と香りが倍増するんだろうな…
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