北朝鮮の最高指導者である金正日総書記が死去した。
69歳とのことである。
かねてから容体が悪いことは内部からリークされ、国際的に報道されていたが70歳を待たずに亡くなるとは予想していなかった。
北朝鮮は、カリスマ的指導者が不在になったことにより、統制が乱れることを懸念して、米国、韓国、日本は警戒を強めている。
北朝鮮の内部意見がまとまらず、その結果として、挑発的行為が予想されるからである。
やめて欲しいのですが、残念なことに早い段階で実行されると予想します。
理由は明確で、三男である朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長を務める金正恩が、自己の存在を強くアピールするためです。
そうしないと国民が不安を感じて逃亡したり、現在の自己の権力が簡単に奪われる恐れがあるのです。
そうした歴史がこの国には根強くあるのです。
明日にでも、隣国の韓国に対して軍艦を撃沈したり、砲弾を撃ち込むことは十分在りうる事である。
むしろそれ以上の問題を実行をする危険があると感じます。
先代達を超える意味で・・・。
また、日本に対してもて長距離ミサイルを近海に発射するなどの行為をする可能性は大きいと思います。
他国の技術支援を受け、かなりの長距離弾道ミサイル技術を既にもっていることは知られているのですから。
過去に日本海と大西洋側に数発撃ち込まれていることを考えれば、既に自衛隊は陸・空・海とも厳戒態勢に移行していると考えられます。
こうした問題対処のために、BMDシステム(ミサイル防衛)が構築されてきました。
我が国のBMDシステムは、飛来する弾道ミサイルを、海上配備型迎撃ミサイル(SM-3)を搭載したイージス艦によりミッドコース段階において、地上配備型迎撃ミサイル(PAC-3)によりターミナル段階において、それぞれ迎撃する多層的なシステムを採用し ています。
これに、弾道ミサイルを探知・追尾するセンサーと、迎撃システムとセンサーを連携させる指揮統制・戦闘管理・通信システム(C2BMC)が加わって全体が構成されます。
本当にミサイルに当たればよいのですが・・・。
何れにせよ、これからは日本列島をミサイルが横断しても平気な国、中国船団が押し寄せても平気な日本の印象が強いままでは、国際的にも大変なことになります。
相手国である北朝鮮は、「核」も持っているのですから。
そして、社会通念上問題とされることは一切通用しない国の一つなのですから、個人的にとても心配です。
会話が成立しない国といえば分かりやすいかもしれません。
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