真夏の太陽がお肌に危険だと思うのは当たり前ですが、この時期の太陽は最も危険かもしれません。
理由は紫外線量が高いということだけでなく、暑さに肌(体)が慣れていないという理由もあり、全体的なダメージが最も大きい季節です。
紫外線量が最も多い時間帯は、10時から14時の4時間というデータがあります。
人が最も活動する時間帯ですが、お肌には「魔の時間帯」といえます。
ここに気象庁のデータが有りますので、「涼風」が能書きを言うより納得するかと思います。
【UVインデックスとは】
紫外線が人体に及ぼす影響度をわかりやすく示すために紅斑紫外線量を指標化したものだそうです。
世界保健機関(WHO)などでは、UVインデックスを用いた紫外線対策を行うよう奨めています。
環境省からUVインデックスが3以上の場合はできるだけ日差しを避ける。
UVインデックスが8以上の場合は、できるだけ外出を控える。
このような目安を具体的に取るための数値になります。
(参考)紫外線による健康被害の予防 夏の日差しも肌に危険ですか、この時期の日差しは油断していることから更に危険だと感じます。
また、同じ時期であっても水辺付近、標高の高い山等は特に紫外線を浴びます。
数値的には離島は特に“やばい”数値です。
2015.4月30日のUVインデックスです。
◯紫外線はなぜ危険なのか
UVケアは必要なのはお肌を焼きたくないという理由もあるのですが、危険であるという認識が必要です。
知られているところでは次のような警鐘が鳴らされています。
紫外線による細胞・組織傷害の危険
・皮膚がん
・慢性傷害(光老化)
・しみ
・腫瘍 皮漏性角化症、日光角化症、基礎細胞癌等
残念なながら自分の育った地域で、これらの理由によって自分の肌年齢に差が生じています。
鹿児島県と秋田県の人では、紫外線量に2倍の差が生じ、どこに住んでいるかということだけで、5歳から15歳の肌年齢の差があります。
鹿児島の人が努力して1/2の紫外線量を保てば、今より10歳前後、若い肌を保てることに理論上はなります。
同じ日本でも肌の老化に差があり、何処に住んでいても常に太陽の下で肌を対策なしでさらすと、老化が爆発的に進んでしまうことになります。
そこで、これらの紫外線からお肌を守るために「日焼け止め」を塗るのですが、その量が適切でなければ効果が期待できません。
防御時間はSPFという規格で定められていますので、その説明は省略します。
ただし、この規格において一回で肌(顔)に塗布する量も決められており、500円玉の大きさの量(0.8g)が必要なのだそうです。
みんな普段使用していた量が少なかったはずです。
顔が真っ白になるくらい塗らないと効果が無いんです。
◯ここに注意
日傘等のUV対策も、道路等からの照り返しには対応していません。
数年使用したものは効果が半減します。
日焼け止めの量に注意し、UVの危険を再認識して、このゴールデンウィークを楽しんでください。
くれぐれも、こんがり焼けましたには注意です。
こんがり焼けは、肌老化の促進と覚えてください。
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